僕が買った自分のGMAT結果詳細レポート
僕は2/19に3回目のGMATを受けて、受験者全体の上位9%に入る710というスコアが出ました。
は・・・? pic.twitter.com/4Rzl1Ic8yP
— トミオ (@tomyuo) February 19, 2017
第一志望校の合格者平均である690点を上回るスコアだたため「これが最後のGMATになるな」と思い、記念に詳細レポートを買ってみました。なかなか面白いと思うので、これから受験する方の参考に公開しておきます。
まず一般的な情報ですが、GMAT後受け取れるレポートは3種類あります。
1.受験当日、会場で印刷して渡されるコピー(上記ツイートで撮影しているもの)
2.受験後1週間で、PDFで入手できるようになるOfficial Score Report
3.追加で25ドル払うと買える"Enhanced Score Report"
1と2の間に1週間のブランクがあるのは、Writing Section(AWS)はその場で採点されないためです。それ以外のセクションの点数が1週間で変わった話はほとんど聞いたことありません。
今回の記事で紹介するのは、3の"Enhanced Score Report"です。受けてきた試験の振り返りとして、なかなか面白い内容になっているので、継続してGMATを受ける人はその後の学習の指針としても使えるのではないでしょうか。
さてそのEnhanced Score Reportですが、8ページから成ってます。1ページずつ追っていきます。
<1ページ目>
サマリーです。総合とQuant, Verbalで自分がどのくらいの位置にいるのかわかります。
僕で言うと、総合で91percentileなので、受験者の上位9%ということですね。
1問あたりの回答時間も書いてありますが、どうでもいいと思います。
<2ページ目>
Integrated Reasoningセクションの詳細です。どうでもいいので割愛します。
<3ページ目>
Verbalセクション詳細です。このページは面白いです。正答率と時間配分から自分の得意・苦手分野がわかります。
点数に関して言うと、僕は日本人の得意分野であると言われるSentence Correctionの正答率が悪くて55percentile(受験者100人中45人は僕より上)である一方、Critical Reasoningセクションで上位2%に入っています。Reading Comprehensionも88percentileなのでなかなかです。
時間配分に関して言うと、Critical Reasoningは1問あたり2分半くらいかけてじっくり解いている一方、Sentence Correctionは1分半でサクサク回答、Reading Comprehentionも1問あたりだと1:45で回答しています。個人的には、このSentence Correctionの早い見切りがポイントだったと思っています。
<4ページ目>
Verbalセクションの41問を解き進めて行く際の問題難易度と正答率です。
最初は簡単な問題から始まって、段々と平均何度が上がっていっています。
また、誤答(Incorrect)しているのはやはり難しい問題たちですね。
最後の10問に関しては、難易度は直前の10問と同じにもかかわらず正答率が下がっています。時間内に解き切るため1問あたりに割く時間を削らないといけなかったため、それが理由ではないかと思われます。
<5ページ目>
Quantitativeセクション。Quant.には2つの問題タイプ(Problem SolvingとData Sufficiency)がありますが僕はどちらも同じくらいの点なので、目立った発見がありません。
<6ページ目>
最後の10問で一気に誤答率が上がっています。時間がなくて焦ったからですね。
<7ページ目>
これまで見てきたことを文章にしてるだけなので、見るだけ無駄です。
<8ページ目>
AWSセク書の採点基準が書いてあるだけなので、見る価値なしです。
そんな感じです。質問などありましたら、ブログへのコメントかメールかツイッターで連絡ください。
※レポートPDFもダウンロードできるようにしておきました。
こちらがOfficial Report(3回分入ってるけど、2回目はスコアキャンセルしてるので表示されず)
GMAT Score Report -Kei Ichikawa.pdf - Google ドライブ
こちらがEnhanced Score Report