辺境系キャリアのレシピ 〜新卒即無職→海外就職→スペインMBA→?〜

33歳男性、2人の子持ち。2018年1月よりマドリード・IE Business Schoolへ私費留学予定。新卒即無職→バックパッカー→シンガポール就職→日本に戻り外資IT企業日本法人第一号営業→MBA@スペイン

子持ち私費MBA留学の悩みどころ

書きかけのエントリーをけっこう溜めてたので、整理しつつ公開。

 

前述の通り、僕は2018年1月〜2019年7月まで、19ヶ月のコースに通うことになります。実際には2017年の11月末にはマドリード入りするので賞味20ヶ月ですね。

背景には、MBAと"Business Analytics & Big Data"の修士号を同時に取得するDual Degree Programで合格しているため通常のMBAより半年長いという事情もあります。

 

子持ち、かつ私費で留学するとなると色々と考えないといけないことがあるんですが、受験中はとにかく合格のことだけ考えていたので、合格後に色々見えてきて「ヤバイ」ってなりました。結論としては「悩んでてもしょうがないから、とにかくやっちゃえ」ということになったんですが、どんな思考を経たのかは誰かの役に立つかもしれないのでまとめておきます。

 

 

現在の身の回りの環境

現在の仕事は、2017年11月で退職し、住民票も抜いてマドリードへ行く。

2017年7月現在、3歳の息子と0歳の娘がいる。2018年1月のビジネススクール入学時には、息子は3歳、娘は1歳になっている。

妻は第一子誕生のタイミングから現在に到るまで専業主婦。

妻の両親が持っていた土地に二世帯住宅を建て二世帯同居中。お義父さんお義母さんの子育て支援超助かる。35年ローンは妻名義だが、実際には僕の稼ぎから支払っている。

 

受験前に先輩方から「金の問題はなんとかなるから、合格してから考えればいいよ」と言われたのでそれを信じて合格まで辿り着いたものの、冷静になってみるとヤバイ。

 

僕が通うIE Business Schoolの"Dual Degree International MBA & Master in Business Analytics and Big Data"の学費は1年半で90,200ユーロ。学費だけで1,100万円超。学校のFoundationから奨学金が若干出たものの、それでも1,000万円くらいは自分で用意する必要がある。

家族と僕が離れて暮らす場合、日本とマドリードそれぞれで生活費が発生。日本で30万円、マドリードで15万円と仮定すると月に45万円。20ヶ月で900万円。渡航費や各種経費を考えるとざっと1,000万円。

僕が家族を向こうに連れて行ったとすると、今度は向こうでの生活費が家賃込み月15万円、日本で発生するお金が住宅ローン、自動車維持費、税金その他で30万円。やはり20ヶ月で1,000万円。

 

家族を残していくにせよ連れていくにせよ、収入がない状態で2,000万円くらい出ていくことを見越さないといけない。当然、貯金だけでは賄えないので1,000万円くらいは借金を抱えないといけない。

 

自分の時間

将来のための投資として留学するわけだから、もちろん勉強には最大限の時間を割きたい。夜も、週末もなるべく勉強に集中したい。また、せっかく70ヶ国から集まった500人の同級生がいるのだから、夜のネットワーキングも積極的に参加したい。

正直、その状態で家族に割くリソースの余裕があるとは思えない。しかし家に子供がいたら絶対に一緒に遊びたくなるし、週末は一緒にお出かけしたくなる。また、子供の成長を間近で見られない時期が1年半も続くのは非常に辛い。

 

育児&妻の負担

妻・子供2人と一緒にマドリードへ行くとすると、現在は義父母が負担してくれている家事・育児負担が妻に集中することになる。慣れない外国で、子供2人抱えて生活するのはとても大変そうだ。熱出しても、日本みたいに車出してすぐそこの小児科に…みたいなわけに行かないし。

その状態で僕がひたすら勉強と飲み会に精を出していたら、妻のストレスがどんどん溜まってえらいことになるのではないか。

 

卒業後の進路

僕の場合は「コンサルになりたい」みたいな明確なキャリアプランがあるわけではなく、しかし「日本で働きたくない」「長距離通勤は嫌だ」「なんとかアフリカに関する仕事ができないか」みたいなゆるーい志望しかないわけだけど、かといって金にならない仕事を選ぶわけにもいかない。借金は返さないといけないし、子供を食わせていかないといけない。

 

結局のところ、どうするのか

色々考えたんですが、家族については奥さんに「どう?マドリード行きたい?」って聞いたら行きたいって答えたので、一緒に行く方向で考えてます。

進路については「あれこれ考えて何もしない」「保守的な判断をする」というのが何よりもったいないので、まずは「海外起業を目指す」と手を挙げ声を挙げやってみようと思ってます。なんせ「辺境系キャリアの作り方」だから、辺境なことしていかないと偽りになっちゃうし。