辺境系キャリアのレシピ 〜新卒即無職→海外就職→スペインMBA→?〜

市川慶です。3児の父。IE Business School MBA。外資ITセールスという名の傭兵稼業10年目。日本の20代30代の年収を倍増させるべく、ルーキー傭兵のリクルーティングと練兵をライフワークにしています。気軽にご相談どうぞ。

入学して2週間、どんな感じか

ビジネススクール入学2週間

正確には2週間と3日が経ちました。入学してみると「あー、こういう感じかー」と思うことも多く、ちょっとこの機会にまとめておきたいと思います。

入学して2週間、どんな感じだったか

カオス…その中の不思議な連帯。

僕のクラスだけで、55人くらいのクラスに30国籍の学生が在籍。年齢も20代半ばから30代半ばまで様々、業界もやってきたことも違う、と言う不思議な環境。なんだけど、同じ学校を選んで時間とお金を投資してやってきた同級生、ということで距離感は近い。
せっかくなので、何枚か写真を共有。

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旧都市セゴビアでの入学式。僕の所属するセクションの50人強。

f:id:tomyuo:20180125014917p:plainマドリードの街中にあるMBA用キャンパス、MM31。

 

f:id:tomyuo:20180125014938p:plain入学翌週に開催されたパエリアコンテスト。

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授業中はこんな感じ。ちょうどいい規模感だと感じる。

MBA生、パーティー好きすぎ…

噂には聞いてたけど、パーティーの量が多い。しかも一度パーティーやるとみんな平気で日付変わるまで飲んでるし、朝まで行ったって話もよく聞く。僕はそこまで付き合えないので、だいたい日付が変わるあたりで帰る。

入学して感じていること

みんな英語上手いわ…

僕は海外で働いてたこともあり、日本の同僚の中では頭抜けて英語使える方だったけど、MBAのクラスを見渡すと、どう見ても一番下手である。皆が言いたいことが完全にスムーズに出てくる状態で英語使ってるので、「考えながら喋ってる」とペースについていけない。
いい特訓の機会だし、こんだけ英語漬けになれるのはありがたいことなので頑張っていきたい。

課題の量は多い、でも別に卒業するだけなら問題なさげ

各クラスの予習・復習には結構な時間を取られる。特に授業で使うケースをガッツリ読むと相当な時間がかかる。でも別に読んでなくても正直何とかなると思う。
各コースごとに個人のレポートとグループプロジェクトもあるし、それに加えてクラブ活動があったり、旅行の誘いがあったり、あれやこれやで時間がガンガン削られていく。しかも頭脳労働してるから睡眠を取らないと体がもたない。

優先順位、優先順位、優先順位…

なので、大事なのは「何を捨てるか」だと思う。僕の場合は転職でキャリアアップしたいと言う気持ちもなければ、かといって前の会社に戻るわけでもないので、勉強は落第しない程度に頑張りつつ、自分のビジネスを形にしていくところに時間を割きたいと思う。幸い既に自分のビジネスを持っていて資金調達の準備をしてるような同級生も周りにいるので、そういうのはとても刺激になる。

寿司、大人気

初めて会うから「おまえがSushi chefか!」って覚えられてることが何度かあった。先日やったワークグループ(セクションを6-7人のチームに割ったもの)のディナーでロールの作り方を教えてあげたら盛り上がった。
下の写真は、アルゼンチン人同級生がロールを作っているのをアメリカ人、ドイツ人、インド人同級生が見ながら酒飲んでるところ。

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ここからの学生生活について

勉強はほどほどに頑張る

今後に役立つことは身につけておきたいし、この多国籍な環境でリーダーシップの形を学ぶことはとても良いと思う。半面、勉強に時間を割きすぎるとなんのために1年半の猶予期間を確保したのかがわからなくなる。あくまで自分の次のステップのために時間を使う。

パーティーや飲み会への参加は効率を考えてやる

家の近くで開催されているやつにちょっとだけ顔を出す、むしろ自分で開催して話したい人を集めるなどの方法で効率的にやらんといかん。

とにかくビジネスの種

何をやるかが固まれば、あとは仲間を探すだけである。なんとなく、このあたりになら人生懸けられるかな、というのは見えてきたので、あとはそれの実現の形をもう少し固めていくだけである。