外資IT営業が起業したチャレンジャーベースは1年でどれだけ野望に近づけたのか、そしてこれからのこと
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大晦日である。2021年12月にチャレンジャーベースという会社を登記して一年が経過したので、このタイミングで振り返ってみたい。
一年前の時点ではまだ自分自身が外資IT企業に勤めるソフトウェア営業で、給与明細をツイッターにアップしたりとアホなことをしていた。この一年で起こったあれこれを考えると、我ながら不思議な気持ちである。
みんなおいでよ外資ITセールス pic.twitter.com/czhnce7O1M
— トミオ (85.4kg) (@tomyuo) 2021年11月28日
トミオの野望とは
これからを生きる世代に「希望」を手渡したい
僕は、3人の子供の父親として、これからの時代を生きる彼らが前向きな未来を描けるようにする責任があると思っている。
そして、彼らに明るい未来を残すためには、僕ら親世代やもう少し下の世代が暗い顔をしていてはいけない。そのために何ができるかをここ数年ずっと考えてきた。
色々検討した結果(経過だいぶ省略)僕ができることは「外資IT業界、ないしは日本の企業も含めたエンタープライズソフトウェア業界への転職支援」だという結論に至った。
外資ITという「稼げる業界」について皆が情報を得られるようにしたい
「稼げる」というのは大事なことだ。明るい未来のためには、経済的にやっていける自信が不可欠だ。
正直僕は過去10年を外資IT業界で生きてきたから他の業界のことしかわからないんだけど、外資IT業界に関しては経験、ネットワークともに圧倒的に役立てる自信がある。
より多くの人が「チャレンジ」し、前向きなキャリアを開いていくための基地(ベース)になりたい。そういう思いを込めて会社名をチャレンジャーベースと付けた。
業界内の横のつながりを作りたい
業界外の人にとっては意外かもしれないが、外資IT業界で暮らしていると同業他社の人間と仲良くなる機会というのが全然ない。少なくとも僕は、現役だった頃からこれが課題…というかつまんないなと思っていた。
どうやったらそれが実現できるだろうか…やはり必要なのは何かしらの「場」だろう。その「場」は、どういった形である必要があるんだろう?
この一年で実現できたこと
約70人のチャレンジャーが転職に成功…チームを拡大しオフィスを移転
2022年後半外資IT業界の採用凍結ラッシュで少々減速したが、多くのチャレンジャーがエンタープライズソフトウェア業界で新たなキャリアをスタートしていった。
僕とチームにとっては死にそうに忙しい日々が続いたが、チャレンジャーからの言葉に元気をもらい頑張ることができた。
優秀なチャレンジャーとクライアントに恵まれ事業が順調に立ち上がったので、社員の採用とオフィスの移転を決めた。
少々無謀だったが弊社の規模感としてはだいぶ広いオフィスを借りてしまった。
上の「実現したかったこと」のところでも書いたが、僕がやりたかったのはチャレンジャーが情報を得られるチャネルと交流できる場所を用意することだ。
だから、オフィスには以下の2つがどうしても欲しいと思っていた。
- チャレンジャー同士の交流の場として使えるラウンジスペースの実現
- YouTube用の動画撮影に使えるスタジオスペースの実現
これを反映して作り込んだのが、チャレンジャーベースの新オフィスだ。
英語コーチングプログラムの開始と、YouTubeチャンネルの開設
2022年7月に入社してくれたりかさんが責任者として開発・提供をしてくれているのが『チャレンジャーズイングリッシュ』という英語力強化プログラムだ。
思いがけない才能が加わってくれたことで実現できた。既に外資IT転職の成功例が複数出ている。
challengerseng.hp.peraichi.com
それから、外資IT営業レオさんをパートナーとして始めたチャレンジャーベースのYouTubeチャンネル。
11月9日に最初の動画をアップして以来、毎週水曜日更新で2022年内に8本をアップしてきた。最新の『外資IT営業ヤザワの成り上がりストーリー』回は僕的にめちゃめちゃおもしろいので、ぜひ見てほしい。(ついでにチャンネル登録もよろしくね)
広くなったオフィスを活用し多くの交流イベントを開催
前のオフィスは狭かったのでせいぜい業務後に2−3人が遊びにきて飲む、ということしかできなかったが、新オフィスは執務エリアとラウンジエリアが分かれている形にしたためイベントをガンガン開催できるようになった。
新オフィスに正式移転したのは10月だが、それ以来、毎週何かしらのイベントを開催してきている。たとえばこんなことをやった。
- 新オフィスプレオープンパーティー
- 内定チャレンジャー懇親会(隔月開催)
- SDRナイト
- クライアントレセプション
- チャレンジャー忘年会
2023年は何をするのか
チャレンジャーに提示できる選択肢を増やす
チャレンジャーベースは「外資IT転職」のための会社だと言っているが、実は日本のSaaS企業との接点がどんどん増えている。チャレンジャーにもいろんなタイプがいるし、どのくらい「準備」ができているかも人によって異なるので、色々な選択肢を提示できるようにしていきたい。
またこれは僕も人材紹介をビジネスとしてやるようになって知ったことだけど、クライアント・エージェントの関係で付き合うことで得られる情報はとても多い。たとえば面接を受けたチャレンジャーの合否の情報に加えて「なぜ合格したか/落ちたか」のフィードバックをもらえる。これがエージェントに蓄積されていくことでどういった人材がマッチしやすいか、また面接に当たってどういったことを意識すべきかという知見が高まっていくわけだ。
もちろん、クライアントとしてカバーできる企業が増えたら弊社の収益にもつながるので、チャレンジャー支援に再投資していくことができる。
情報発信をさらに強化
情報発信に関する今年の目玉は、以下2点だ。
2022年にスタートしたYouTubeチャンネルでは、エンタープライズソフトウェア業界における転職、および業界内での活躍のために役立つ情報発信をどんどん行っていく。
が、実は本命は自社メディアのオープンだ。詳細はもう少し先になるが、相当の時間と資金をここに投下してきているのでぜひ期待しておいてほしい。
チャレンジャー交流イベント、どんどんやってくよ!
引き続き、チャレンジャーの交流イベントを弊社オフィスで開催していく。一応、参加可能なのは僕が直接お話ししたことのある人だけということにしているが、面談に関してはいつでもウェルカムなので気軽に連絡してほしい。
2023年も、チャレンジャーベースはチャレンジャーを応援していきます
書きたいことが多くて、今回もずいぶんな分量の記事になってしまった。
来年も弊社は世界に希望を増やすため(ビッグマウス)頑張るので、君もぜひ頑張ってほしい。(押しつけ)
一人でも多くの仲間を、チャレンジャーコミュニティにお迎えできることを楽しみにしている。良いお年を!
#みんなおいでよ外資IT
おまけ:トミオと話してみたい、という人は気軽に連絡どうぞ
ということで、2023年を頑張る年にしたい、という人はトミオまでメッセージしてほしい。もうちょっとしたら相談プロセスもシステム化するかもしれないが、とりあえず現時点ではこんな感じで受け付けている。
45分の「初回ガイダンス」Zoom面談の設定方法は以下の通りだ。
1. トミオにコンタクトする
以下のどれか、都合の良い方法でコンタクトしてくれ。
- LinkedIn DM
- Twitter DM
- Eメール(kichikawa@challengerbase.co.jp)
トミオへの連絡時に知らせてもらいたいことは以下3点だ。
- 本名フルネーム
- 現在している仕事(簡単で構わない)
- 新しい会社で働き始めたい時期(緊急の場合は特別対応を検討する)
2. トミオからの返信を待って日程調整する
トミオは、連絡をもらって24時間以内に空きスケジュールの情報とともに返信する。都合のつくところを選んでもらえたらと思う。24時間経っても返信がない場合、単に見落としている可能性が高いので「返事がねえぞコノヤロウ」とリマインドしてもらえるとありがたい。
3. 事前ヒアリングシートに回答し当日を待つ
日程が決まったら、トミオから事前ヒアリングシートのURLが共有されるのでなるべくすぐに記入をお願いしたい。このシートに書いてもらったことをベースに当日の流れを決めるので、全員に記入をお願いしている。
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