辺境系キャリアのレシピ 〜新卒即無職→海外就職→スペインMBA→?〜

市川慶です。3児の父。IE Business School MBA。外資ITセールスという名の傭兵稼業10年目。日本の20代30代の年収を倍増させるべく、ルーキー傭兵のリクルーティングと練兵をライフワークにしています。気軽にご相談どうぞ。

会員制メディア『チャレンジャーズアカデミー』を4/17に開校するから出願受付を開始するで

2023/8/10追記:
チャレンジャーズアカデミー、正式オープンしました!

challengers.academy

 

春だな!みんな、春らしく新しい挑戦してるか?

 

トミオは、3人の子供のうちの真ん中、6歳娘の小学校入学式に出席してきたぞ。新しい学校で新しい友達作って新しい生活やで。偉いもんやな。我々大人も負けてられんなと思ったところよ。

 

そんなわけで、弊社チャレンジャーベースも、チャレンジャーたちと一緒に新しい一歩を踏み出すべく、日系&外資IT転職の総合メディア「チャレンジャーズアカデミー」オープンするぞ!(このブログの転職関係コンテンツはフェードアウトしていきます)

 

スゥ……毎度おおきに、岐阜県恵那市出身、チャレンジャーズアカデミー学長のトミオやで!

 

https://challengers.academy/ 

 

すべてのチャレンジャーを応援したいという思いから、学費は完全無料や。(実際はエージェント事業・英語コーチング事業の収益があるからできることやけどな)

 

どんなもんかは知らんけど今すぐ申し込むわ!というせっかちな君のために、とりあえずここに入学申請フォーム置いとくな。これに記入しておいてもらえたら、入学審査の上開校日にログイン用のID/パスワードをお送りするで。

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そんじゃ、チャレンジャーズアカデミーについて説明していくで。

 

 

日系&外資IT転職に関する学びの場を作りたかったんや

早速アカデミーの中身について…と言いたいんやけどな、その前に少し話を戻して、これまでトミオ&チャレンジャーベースがやってきたことを振り返らせておくれやす。

 

第一フェーズ:「外資IT転職相談」で、個人的に相談を受け始める

みんなもう忘れてるかもしれんけど、チャレンジャーベースの始まりは、トミオが2021年5月に「外資IT営業」という現代の傭兵稼業のすゝめという記事を書いて、外資IT転職相談 on Zoom」という活動を始めたことなんや。Zoom上で「外資IT業界とは」とか、どうやったらそこに辿り着けるかについて案内するセッションやな。

 

なんでそんな活動を始めたかというと、外資IT業界は内外の情報格差がすごいと感じていたからやな。適切な情報にアクセスできたらより大きなチャンスを掴めるであろう人材が、単に「知らない」「やり方がわからない」という理由でそれを逃しているという事態をもったいないと感じていたからや。

 

これを、トミオという個人の頑張りでどうにかしようとしたのが第一フェーズやな。まあ、トミオは寝る間も惜しんでよく働いたし、チャレンジャーのみんなも本当にようやってくれたわ。

 

第二フェーズ(今):「外資IT転職(&日系)のワンストップソリューション」

「業界内外の情報格差を埋め、チャレンジする人の背中を押す」ために始めた外資IT転職相談はその後、CV(英文履歴書)の作成、応募先企業選び、面接対策など含めた『外資IT転職のワンストップソリューション』に進化し、この2年間で100人近いチャレンジャーが転職に成功してきたで。

 

チャレンジャーたちの頑張りと成功のおかげでエージェント事業が無事立ち上がった。最初は外資IT業界から始めたけど、ここ半年ほどで魅力的な日系SaaS企業ともつながり、サポートできる範囲が広がったという状況やな。

 

さらに、社員としてりかさんが入社してくれたことで英語コーチングのチャレンジャーズイングリッシュを開始することができた。旧オフィスの4倍の広さの新オフィスに移転したから、イベントを開催したり、YouTubeチャンネルの撮影ができるようにもなったな。チャレンジャーのみんなのおかげや。ありがとうやで。


こうしてある程度は仕組み化・組織化ができてきたものの、トミオが本来やりたかった「業界内外の情報格差を埋める」というミッション達成にはまだまだ高い壁があると感じてたんや。具体的には以下みたいな課題が残ってたわけやな。

 

  1. 「ブログ」「ツイッター」だけでは網羅的な情報提供が難しい
  2. 誰でも見える「ブログ」や「ツイッター」で出せる情報は限界がある
  3. 上記理由により、トミオが直接やりとりできる人にしか生の情報&知見を共有できない

 

第三フェーズ(次):会員制メディア『チャレンジャーズアカデミー』

上記のような課題を解決するために準備を進めてきたのが、今回オープンするチャレンジャーズアカデミーや。会員限定で、本当に価値ある情報を提供する「日系&外資IT転職の総合メディア」なんや。

 

あ、このへんにも入学申請リンク置いとこか。

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実は構想開始から一年以上経ってるし、直近半年くらいかけてサイトの構築を進めてきた。土日を費やしてコンテンツを作成してきた。なんでこんな頑張ってきたかって、この「チャレンジャーズアカデミー」こそが、チャレンジャーたちにとってのブレイクスルーになると信じてるからやな。

 

そんじゃ、アカデミーの詳しい話に入っていこか。

 

4/17にオープン予定のチャレンジャーベースアカデミーのトップページ

 

チャレンジャーズアカデミーは誰が何を学ぶ場所なのか

対象は、「法人向けIT」の領域でキャリアを作っていきたいすべての人

まず、アカデミーというからには学校や。学びの場やな。

 

誰のための学びの場かというと、いわゆるエンタープライズソフトウェア」の領域でキャリアを作っていきたいすべての人を想定しとる。

 

アカデミーが役立つチャレンジャーとしては、具体的には次の3つのキャリアフェーズの人がありえると思ってるで。

 

  • 現在IT業界以外で働いており、IT業界への参入を狙っている人
  • 既に日系SaaS企業やSIerで働いており、外資ITに挑戦したい人
  • 既に外資IT企業で働いており、他社への転職を考えている人

 

こういった状況にある人が、次のステップに進むための情報提供や応援をすることがアカデミーの使命や。

 

目指したのは、日系&外資IT転職に関して必要な情報がまとまっている場所

コンセプトは「日系&外資IT転職の総合メディア」や。

 

できるだけ網羅的に、転職活動をする人、キャリアの次のステップを考えている人にとって役立つ情報が揃っている場所にしたいと考えとるんや。

 

せやから、このメディアでは以下のような情報をカバーする。

 

  • 転職活動の全体像や各ステップ、業界用語等に関する理解が深まり、かつ実践的な情報を得ることができる
  • 転職活動で応募する/面接する可能性のある企業に関して、何を知っておいたらいいか、どういう対策をしたらいいかがまとまっている
  • 転職活動についてや、業界においてのキャリアの作り方など、具体的な事例から学ぶことができる

 

特別な情報を会員限定で公開

チャレンジャーズアカデミーは会員制や。無料やけど、入学審査がある。合否の基準は「チャレンジャーであること」や。

 

なぜ会員制かというと「会員制じゃないと公開できない情報がある」からやな。うん、わかりやすいな。

 

なるべくたくさんの人にこの業界のことを知ってもらいたいという思いはあるから全体公開の記事もあるんだけど、ちょっと世間全体に公開は…というコンテンツは会員限定にしてあるで。

 

入学申請リンクはこちら

さて、ここまで読んで「もう辛抱堪らん!入りたい!」というチャレンジャーがいたら、以下のリンクから入学申請ができるで。

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もうちょっと詳しいことが知りたい…という君のためには、もちろん、まだまだ情報を用意してあるで。続きを読んでーな。

 

5つの学科とイベント情報(&おまけ)から構成されてるで

アカデミーを構成する5つの学科

アカデミーは、5つの学科で構成されとる。

  • 「はじめての外資IT転職」学科:学長トミオが、外資IT転職の始め方を解説
  • 外資ITの最新トレンド」学科:トレンド解説!これは外せんやつやな
  • 「企業研究」学科:皆が応募する可能性のある企業の情報、全部まとめるで
  • 「先輩インタビュー」学科:先人から学ぶ!は鉄則や。先輩の生の声を届けるで
  • 「学長コラム」学科:業界こぼれ話や、ちょっと役立つ話など

 

既にこの記事だけで3,000文字あるからあんまり深入りしすぎないようにするけど、「この情報があったら、日系&外資IT業界に/で挑戦したい人にとって役立つな」と思うものすべてを詰め込めるように作ってある。

 

頼もしいインターン生が複数名入社してくれてもいるから、コンテンツどんどん充実させてくで。

 

チャレンジャー限定のイベント・セミナー情報

みんな知ってると思うんやけど、チャレンジャーベースでは、オンライン・オフラインの様々なイベントを開催しとるんや。これまではチャレンジャーデータベースに登録してる人だけにメールで案内してたのが、チャレンジャーズアカデミーで全部確認して参加申し込みできるようになる。

こんな感じで見れるようにするで

チャレンジャー同士が交流/情報交換できるイベント、業界の先輩から学べるイベントなど、さらに加速させてしてくから期待してな。

 

(まだ全然作りかけだけど…)外資IT用語集も用意するで

外資IT業界、「中の人は当たり前に使ってるけど外から見たらなんじゃこれ」という用語がとても多いんどすよな。そんな「外資IT用語」を解説するページも作成してるで。

 

作成中のページのチラ見せ…

 

おっと…いかんいかんつい熱が入ってもうた。

 

入学申請、待ってるで!!

そんなわけで、トミオとチャレンジャーベースの長年の夢、チャレンジャーズアカデミーが4/17に開校や!こんな人にピッタリだと思うから、ぜひ入学申請してくれたら嬉しいで。

 

  • 外資IT業界に転職したい
  • 他業界から、法人向けITの業界に転職したい
  • 外資IT業界のトレンドに遅れを取らないようにしておきたい
  • 同じ業界で働く人たちと知り合って情報交換する機会がほしい

 

さて、最後やけどこれ、チャレンジャーズアカデミーの入学申請フォームや。入学申請から審査・ID発行までは最大2営業日程度頂いてるから、お早めに頼むで。

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ほなな!今日も頑張ろか!

 

#みんなおいでよ外資IT #みんなおいでよ日系SaaS

【インターン募集】チャレンジャーベースでメディア運営&英語プログラムアシスタント(週4時間〜)

ご案内(2023/8/10追記):
日系&外資IT転職の総合メディア『チャレンジャーズアカデミー』をオープンしました!今後、IT転職に関する発信はすべてそちらで行います。
日系&外資IT転職に興味のある方、ぜひアカデミーにご入学ください!(登録無料です)

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チャレンジャーベースには現在インターン生が2名いるのだが、2人とも外資IT企業の内定者のため3月末で卒業してしまう。

 

たとえばこんなことやってもらってるんだけど、めっちゃ助かってたわけ。

 

 

というわけで、一緒にチャレンジをしてくれる現役大学生を募集するぞ。興味ある、という人がいたら、以下のどの方法でもいいからトミオ宛にメッセージしてほしい。

 

 

チャレンジャーベースは何をしている会社なのか

働きやすさ追究のため、無理してハーマンミラーの高級チェアで揃えている

 

チャレンジャーベースは「有料職業紹介」で主な売上を立てている会社だ。いわゆる人材エージェントである。

 

しかし、業務時間の使い方は多くの人材紹介会社と大きく異なると思われる。なぜ「異なる」のかというとビジネスプロセスの設計の仕方が異なるから、なぜ「思われる」のかというと社長のトミオが人材紹介経験なしで起業したため他社の実情を知らないからだ。

 

とりあえず、やっていることを分けると以下の3つだ。「We Support Challengers」のミッションの下、会社規模から考えるとやたら幅広い活動をしている。

 

  1. 人材を募集しているエンタープライズソフトウェア企業への人材紹介
  2. 外資IT転職メディアの運営(オウンドメディア『チャレンジャーズアカデミー』+YouTubeトミオちゃんねる』)
  3. 英語コーチングプログラム『チャレンジャーズイングリッシュ

 

何をしてもらいたいのか

要は、人手が全然足りていないので色々手伝ってもらいたい。

 

特に手助けをお願いしたいのは以下の2つだ。(が、特に「これ」って絞ってないのでやりたいことがあったらどんどん言ってほしい)

 

1. 4月にローンチ予定の自社メディア『チャレンジャーズアカデミー』制作のお手伝い

1年近く温め準備してきた構想が、ついに陽の目を見る。

 

外資IT企業をはじめとするエンタープライズソフトウェア企業に転職したい人がここにやってきたら「すべての情報が手に入る」総合情報メディアだ。

メインコンテンツとなる「はじめての外資IT転職」はトミオが週末会社に泊まり込んで9割方書き上げたが、なにせ「総合情報メディア」なのでリサーチしたいこと、提供したい情報が無限にある。たとえば外資IT各社に応募するチャレンジャーのために企業情報を提供したいと考えているのだが、対象としたい企業が代表的なところだけでも数十社ある。

 

なので、まずはこの「メディア制作」を一緒にやってくれる人をめっちゃ必要としている。こんな人がいたら、きっと楽しく働けるのではないだろうか。

 

  • 外資IT業界で働くことに関し関心がある人
  • メディア立ち上げ・運営の仕事に興味がある人
  • 情報の収集と整理、記事にまとめて発信といったことを得意だと自負している人

 

まあメディア自体がローンチ前なので、詳しいことは面談の中で説明させてもらうね。

 

2. 英語コーチングプログラム『チャレンジャーズイングリッシュ』先生アシスタント

それから、チャレンジャーベースの人材紹介と並ぶもう一つの事業、英語コーチングだ。英語力を伸ばして転職や社内での活躍の武器にしたいチャレンジャーのための英語力強化プログラム。

 

プログラムの詳しい情報は、公式ページでの説明を読んでほしい。

 

このプログラムは各チャレンジャーごとにがっつりカスタマイズを行うため、教材作成にかかる工数が大きい。問題作成とか例文作成とか教材レビューとか、そんなことをプログラム責任者の「りかさん」のアシスタントとしてやってもらうお仕事だ。仕事してるだけで英語力がアップするというオイシイお仕事。

 

だから、こんな人に向いていると思う。

 

  • 英語力を伸ばす必要性を感じており、仕事を通じて自分の英語力アップも図りたい人
  • 現在の英語力がTOEICで800点くらいあり、次のステップである「話せる」にどう進んでいくとよいか悩んでいる人
  • 外資IT業界で必要な英語力の解像度を上げたい人

 

募集要項

ということで、そんな感じで助けてもらいたい。

 

応募資格:現在、大学もしくは大学院に在学中の人で、月〜金 10:00-22:00の間で週に4時間以上勤務できる人

時給:1,500円(交通費は別途支給)

勤務地日本橋兜町チャレンジャーベース本社(基本、出社)

その他特典等:オフィスのお菓子・ドリンクは取り放題(アルコール含む)

トミオやチャレンジャーベース社員とランチ(ご馳走するぞ)

チャレンジャー交流会、その他自社イベントへの参加無料(運営手伝ってもらうけど)

50人収容可能なラウンジスペース。よくパーティーやってます。

気合いの入った冷蔵庫のドリンク、飲み放題

 

チャレンジャーの卵からの連絡、待ってるぞ!

まずは話を聞いてみたい、というレベルで大丈夫だ。気軽にトミオまで連絡してほしい。以下の3つの方法のどれからでもOKだ。

 

 

では、今日も頑張っていきましょー。 #みんなおいでよ外資IT #みんなおいでよ日系SaaS

なぜチャレンジャーベースは「スカウトメールを送らない」にこだわるのか

ご案内(2023/8/10追記):
日系&外資IT転職の総合メディア『チャレンジャーズアカデミー』をオープンしました!今後、IT転職に関する発信はすべてそちらで行います。
日系&外資IT転職に興味のある方、ぜひアカデミーにご入学ください!(登録無料です)

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トミオだ!早速ですが、自慢させてください!

 

2023年2月末で創業一年を迎えたチャレンジャーベースは「チャレンジャーコミュニティ」のおかげでビジネスが成り立っている会社です。

 

だから、スカウトメールは送らない。なんのこっちゃと思うかもしれないが、まあ、理由が気になる人は後段を読んでほしい。

 

 

チャレンジャーベースとは

当たり前のように書き始めてしまったが、チャレンジャーベース株式会社は日本橋兜町に本社を置く、エンタープライズソフトウェア業界に特化した人材紹介会社である。茅場町駅から徒歩4分、日本橋駅から7分。元々は外資IT企業に強いという触れ込みでビジネスを始めたのだが、直近でサポートしたチャレンジャーの7割は日系SaaS企業に入社していっている。

 

社長が人材紹介経験ゼロで事業を始めたアホの子なので、業界の慣習とかルールとかをまるで知らず、この業界でチャレンジする人たちのことを「チャレンジャー」と呼び始めた。(一般的には候補者とか求職者とかって言うらしい)

 

毎月、オフィスでチャレンジャー飲み会を開催

自社オフィスのラウンジスペースで毎月、チャレンジャー同士が交流できる飲み会を開催している。3月のテーマは「出張『プリセールス』蕎麦職人」。現役の外資IT業界プレーヤーでありながら出張蕎麦職人として笑顔を作っている素楽(すらく)さんにお越しいただき、その場で打ったお蕎麦を振る舞っていただいた。

ちなみに弊社は40坪のオフィス面積の半分がラウンジスペースという狂った設計になっているのだが、これは社長であるトミオが「どうしても会社で飲み会をやりたい」と言い張り、創業初年度からオフィス移転と内装費に1000万円近く注ぎ込んだことによる。

 

「オフィスに候補者を呼んで定期的に飲み会を開催」なんてことをやっているエージェントは弊社以外で聞いたことがないが、実際、やってみるとなかなか簡単ではない。もちろんオフィスのロケーションや賃料の問題もあると思うが、場所があればできるというものでもないのだ。

 

「安心して遊びにこれる場所」を作るには信用が不可欠

どうして簡単でないかというと、継続的にイベントを開催し何度も足を運んでもらうには二つの信用が必要になるからだ。

  • チャレンジャーベースという「会社」に対する信用
  • 参加者に変な人間が混ざっていないという「場と人」に対する信用

 

1. 「会社」に対する信用

極端な話だが「あの会社に行ったら変なものを売り込まれる」と思ったら、足を運びたい気持ちにはならないだろう。また、もし弊社が「チャレンジャーを騙して自社クライアントにはめ込む」ような商売をしている会社だったら、飲み会を開催して候補者同士を引き合わせるなんて危険すぎてできない。

 

まずは「誠実に商売をする」ということが土台として必要だ。

 

2. 「場と人」に対する信用

また、いくら会社側が自分の行動に気をつけていたとしても、参加者に変なのが混じっていたら意味がなくなってしまう。マルチや宗教なんてなのは論外としても、冷めた人間が混じっているだけでも楽しい気分が削がれてしまう。

 

「チャレンジャーベースの飲み会に来る人とだったら安心して楽しく会話ができる」と思ってもらえないと、人が離れていってしまうのだ。

 

信用は「短期的な収益を追わない」という痩せ我慢でできている

その「信用」をどうやって作るかというと、「地味なことを愚直に繰り返す」これだけだ。弊社が行っている、3つの痩せ我慢を紹介しよう。

 

自社クライアントをチャレンジャーにごり押ししない

弊社のビジネスモデルはいわゆる「有料職業紹介」なので、チャレンジャーがクライアント企業に入社すると売上が立つ。さて、チャレンジャーベースはチャレンジャーが自社クライアント企業Aとクライアントではない企業Bで悩んだときにどうするのか?

 

実際にどうしているかというと、一緒に悩む。チャレンジャー一人一人の今後のキャリア形成を考えたときに、どちらに進むのが良いかを真剣に考える。その上で「僕がこっちが良いんじゃないかと思う」という意見は伝える。でも最終的に進む道を選ぶのは本人だし、本人が納得して選んだ道であれば絶対に応援する

 

ときには転職サポート自体を断る

トミオは(なぜか)温厚な人間だと思われることが多いが、実は普通に気が短い。特に、イチエージェント扱いをされるのが大嫌いだ。

 

どれだけ優秀な候補者であっても、人と人の付き合いができない、お互いにリスペクトをキープできない人はコミュニティにいてほしくないので、こちらから関係を終了させてもらっている。以下は、ある候補者に最近僕が送ったメールだ。

 

企業との日程調整メールは一週間以上返してこない、ようやく返事をもらえたと思ったら自分の要求、というのでは●●ん・弊社間の信頼関係を担保できませんし、弊社がクライアントからの信頼を失うことになりますのでこれ以上のサポートは辞退せていただきます。人材紹介会社は世の中に多くありますので、弊社以外を使ってくだい。

応募中のクライアントには、あくまで弊社都合で応募の取り下げを行う旨を伝えておきます。
今後のご活躍をお祈りいたします。

 

スカウトメールを送らない

最後に、ようやく標題の件だ。チャレンジャーベースは創業以来、スカウトメールを送ったことが一度もない

 

短期的に売上を伸ばすことが目的であれば、回転させる候補者の数を増やせすのが効果的だ。単純な算数である。ビズリーチでもLinkedInでもいいが、バイトを雇ってスカウトメールを打ちまくれば弾数を確保することができる。

 

でも、それによって「チャレンジャー」とは呼べない、熱量の低い人間がコミュニティに混じると弊社にとっては死活問題だ。チャレンジャーベースは、自分から行動を起こせる、前に進む力と覚悟のある人だけを仲間に迎えたい。

 

スカウトメールに頼らない、チャレンジャーが自発的に集まる仕組み

さて、ここまで読んだらお気づきだろうか?痩せ我慢してスカウトメールを送らないチャレンジャーベースが潰れずに事業を続けていけるかどうかは、今この記事を読んでいる君が転職相談の連絡をくれるかどうかにかかっている。

 

だから、トミオに連絡して君もチャレンジャーにならないか?トミオとの45分のZoomセッションを終えたら、君はもうチャレンジャーだ。

 

上でも話した通り、チャレンジャーベースがやっているのは「僕らが仲間に迎えたい人をコミュニティに迎え、長期的なキャリア形成のサポートをすること」なので、転職を勧めるというよりは、こちらから情報提供をし、一緒に今後のことを考えるセッションだ。

 

君からの連絡を待っているぞ

何をしたらいいのか。トミオに連絡するだけだ。

 

連絡をする際の条件は、以下の2つのどちらかを満たしていることだ。転職希望時期は今すぐでなくても、数年後でも全然問題ない。

 

君からの連絡を待っているぞ

トミオに連絡すると何が起きるのか。まあざっとこんな感じだ。

  1. トミオから返信が来るので日程調整をする
  2. 日程調整をしたらZoomで45分の「初回ガイダンス」を行う
  3. チャレンジャーベースで行うイベントの案内メールが届くようになる

 

君からの連絡を待っているぞ

最後に連絡方法だ。以下3つのどれかでメッセージしてもらえたらと思う。

 

ちなみに、お蕎麦の会第二回の開催が決定した。3/29(水) だ。出来たてのお蕎麦を食べ、蕎麦湯を啜りながら、君と語り合えることを楽しみにしている。

 

#みんなおいでよ外資IT #みんなおいでよ日系SaaS

 

おすすめ関連記事

参考までだが、過去にはこんな記事を書いている。よかったら読んでみてほしい。

 

まだ読んでない人がいたら、まず最初に読んでほしいのがこれ

tomyuo.hatenablog.com

 

勢い止まらない、日系SaaS企業への転職について書いた記事

tomyuo.hatenablog.com

 

自分は外資IT企業に転職できるだろうか?と思ったら読んでみてほしいエントリー

tomyuo.hatenablog.com

 

業界経験のない人がどうやって外資IT転職の糸口を掴むか…という話

tomyuo.hatenablog.com

 

外資 IT転職相談を受けた後、先輩方はこんなことをしていましたよ、という話

tomyuo.hatenablog.com

 

外資IT企業の面接を突破する」ということに特化した英会話の勉強法

tomyuo.hatenablog.com

 

外資IT未経験からの一歩目におすすめな『SDR』の解説記事

tomyuo.hatenablog.com

日系SaaS企業は外資IT転職の「就職予備校」か?

ご案内(2023/8/10追記):
日系&外資IT転職の総合メディア『チャレンジャーズアカデミー』をオープンしました!今後、IT転職に関する発信はすべてそちらで行います。
日系&外資IT転職に興味のある方、ぜひアカデミーにご入学ください!(登録無料です)

challengers.academy

 

トミオだ!寒いな!

 

さて、今日は日系SaaSに関するエントリーだ。

 

ちょっと昨今の採用抑制とレイオフがヤバすぎて、今、業界外から外資IT業界に移るのはほぼ無理ゲーになっている。一方で、日系のSaaS企業はグイグイ伸びててガンガン採用しているところがたくさんある。

 

今日は、外資IT企業と日系IT企業の両方をクライアントとして持つチャレンジャーベース代表トミオの立場から、「日系SaaS企業に入るってどうなの?」をまとめてみたので読んでみてほしい。

 

ちなみに4,000文字以上あるが、表題の質問に対する答えは「就職予備校どころか、日系SaaS自体が難関大学並みやで」である。

 

 

昼間の未舗装の道路にオレンジ色のシボレー カマロ

 

外資IT転職」というバズワード

Why “外資IT”?

ここ1−2年で、外資IT業界に興味を持つ人がすごく増えたなと感じる。この業界の未来を信じる僕にとってはとても嬉しいことだ。弊社チャレンジャーベースは外資IT転職に強い人材紹介会社』なので、「外資IT企業に転職したいです」というチャレンジャーが日々、相談にやってくる。

 

僕はチャレンジャーたちに質問を投げかける。「どうして外資IT業界に転職したいんですか?」「自分なら外資でやっていけるという自信はありますか?」

 

質問への回答次第では、「おすすめしません」と伝えることがある。外資IT業界は働く環境として万能ではなく、万人に勧められるようなものではないからだ。


誰でも大金を稼げる夢の仕事、ではない

「どうせ同じ時間を労働力として投資するなら、なるべく多くのカネを稼げたほうがいい」

 

この考え方に反対する人間はそうはいないだろう。

 

だが、「クビになるリスク」「常に付きまとう数字へのプレッシャー」「パワハラすれすれのマネジメント」これがセットでついてきますと言われたときに、君は「待ってました!」と言えるだろうか?

 

目指すゴールはどこか?そのための犠牲を受け入れる覚悟があるか?

ソフトウェア営業にとって、外資IT業界で働くというのは「メジャーリーグベースボールの打席に立つ」ようなものだ。(ちなみに僕はまったく野球に詳しくないので雰囲気で語っている)

 

各国からスター選手が集まった夢の舞台。外資勤めでなくては得られないような、高額の報酬を手にできる可能性。成果に対して責任を負うが、そこに到達するための時間の使い方はうるさく言われない。

 

一方で、結果が出なかったときの逆回転は凄まじい。「おまえ、自分の給料いくらかわかってんのか?」このフレーズ、たぶんパワハラなんだけど実際に外資IT各社で飛び交っている。僕も何度も聞いている。成果にコミットして、何がなんでも結果を出してこの業界で生き抜く覚悟があるか?

 

日系SaaS企業から外資IT企業に転職したチャレンジャーたち

日系SaaS外資ITの転職は、できまぁす

できる。間違いなくできる。しかも、日系SaaSでアカウント営業をやっていた人間なら、SDR(Sales Development Representative)じゃなくてアカウント営業(AE: Account Executive)として転職することができる。これは、弊社がサポートした先輩チャレンジャーたちの実績により証明されている。

 

「日系SaaS企業における成功が、外資IT企業においても再現性のあるものだ」と企業から判断されているということだ。

 

その意味で、日系SaaS企業における経験は、彼らが次のステップとして外資IT業界に踏み出すために意味があったと言えるだろう。

 

つまり、日系SaaS企業に入社したら外資に転職できるってこと?

待て待て。そうは言っていない。

 

まず、「エンタープライズソフトウェア」というビジネスについて理解していることは有効だ。「SaaS」を売ったことがある経験も、当然あったほうがいいだろう。

 

でも、それだけでは足りないのだ。全然、足りない。

 

転職成功者は、全員がトップパフォーマーだった

これは残酷な事実だが、この一年、AEとして外資IT業界入りしていった先輩たちは、全員が、元いた日系SaaS企業で圧倒的な成果を出していた

 

外資IT企業は「成果を出せる人間が欲しい」のであって、単に「SaaS販売経験のある人間が欲しい」わけではないのだ。

 

転職を成功させたチャレンジャーたちは外資に転職したいから日系SaaS企業に就職した」のではなく「日系SaaS企業で圧倒的な実績を上げられたから、さらなる高みを目指して外資に挑戦したくなった」のだ。


「日系SaaS転職」という選択肢について

転職予備校なんてとんでもない、日系SaaSプロ野球

「本当は外資IT企業に入社したいけど、とりあえず難易度の低い日系SaaSに転職するか」と思っている人がいたら、今すぐ考えを改めたほうがいい。外資と日系、両方の転職サポートをしている弊社だから言えることだが、正直、外資IT企業よりも日系SaaSのほうが採用時の倍率は高い

 

日系SaaS外資と比べて英語力による足切りがない。また、ある意味クローズドな環境でちょっと特殊な方法でないとアクセスできない外資IT企業に比べ、求人メディア、エージェントなど広く門戸を開いている。結果として、一つの求人に集まる応募の数が外資よりずっと多い

 

なので、簡単に書類で落ちる。面接だって大変だ。そして入社した先に待っているのは、その選考を潜り抜けて入社した猛者たちだ。その中で「抜きん出てトップパフォーマーになる」ということの難しさが想像できるだろうか?日系SaaSは草野球ではない。法人向け営業業界のプロ野球だ。(なお、トミオは野球のことはよくわからない)


「日系SaaS営業」に辿り着くために必要なスペック

実績一本で突っ切れる外資IT企業に比べ、日系SaaS企業は書類審査を通過をするために割とスペックを重視する傾向がある。営業として応募するなら、以下の3つが揃っているとかなり強い。

 

  1. 法人営業経験インサイドセールス、フィールドセールスだと2年以上が望ましい)
  2. 無形商材の販売経験(有形商材だと「モノ売りしかできないのではないか」と不安を持たれる)
  3. 一定以上の学歴(大学のレベルで学歴フィルター的なものがある企業もある)

 

必ずしもこれを全部持っている必要はないが、最近内定を取った人たちはやはり兼ね備えている人が多い。少なくとも、楽な関門ではないよということを肝に銘じておいてもらいたい。

 

カルチャー的には、外資よりだいぶ協調的

弊社チャレンジャーベースは10社以上の日系SaaS企業と取引があるが、「パワハラがヤバイ」という話はまだ一度も聞いたことがない。(つまり外資は…

 

シビアに結果を追求する外資ITに対して、もっと仲間として一緒にやっていこうというカルチャーのところが多いようだ。心を病む社員の割合も、きっと少ないんじゃないかと思う。そういう意味で、「いきなり外資は不安だけど」という人が法人向けソフトウェアビジネスの第一歩として始めるには良い環境なことが多いのではないかと思う。

 

上にも書いたが、誰しもが外資を目指す必要はない。IPOを目指して日系SaaSで仲間と取り組むのは、君の人生にとって素晴らしい経験になるだろう。


君が今すべきこと

エンタープライズソフトウェア営業」という現代の下剋上スキル

「法人向けにソフトウェアを売る」スキルは、食いっぱぐれのないスキルだ。日本から企業がなくなることはないし、企業のIT活用が減るということも考えづらい。

 

ソフトウェアという「形のない、だが複雑なもの」を扱い、複雑な組織に対して、複雑なプロセスをマネジメントして購入まで導く。テクノロジーとアートの集大成だ。

 

そして、この「エンタープライズソフトウェア営業」が上手いと、上にも書いた通り仕事に困らない。飛び抜けて上手いと、数千万円、場合によっては億の年収に到達できるかもしれないというアップサイドもある。

 

「どう組織に貢献できるか」にフォーカス

だが、それは遙かな道だ。これからその入り口に立とうとしている君が今すべきことは何だろうか?

 

とにかく、目の前の仕事に真剣に取り組むこと、実力をつけること、そして組織に貢献できることを証明すること。つまらない話ではあるが、これしかない。

 

人に誇れるような実績を作るのだ。日系SaaS企業が門を開けてくれたら、その中で認めてもらえる働きができるように努力するのだ。その繰り返しの先に、外資IT業界への挑戦が待っていてくれるかもしれないし、それだけ会社に貢献した人間であれば、仲間たちもきっと君の次の挑戦を応援してくれるだろう。

 

まずはZoomでの外資IT転職相談(ただし最近は日系SaaS推し)へ

さて、そんなわけで、チャレンジャーベースでは「我こそは」という挑戦者からの相談をお待ちしている。エンタープライズソフトウェアの業界でキャリアを始めることに興味を持っている人。そこで名を上げてのし上がってやるという人。今日から君もチャレンジャーだ。

 

以下の方法で連絡をしてくれ。今のところ、希望があった場合は100%、45分のZoom面談を実施している。

 

1. トミオにコンタクトする

以下のどれか、都合の良い方法でコンタクトしてくれ。

トミオへの連絡時に知らせてもらいたいことは以下3点だ。

  1. 本名フルネーム
  2. 現在している仕事(簡単で構わない)
  3. 新しい会社で働き始めたい時期(緊急の場合は特別対応を検討する)
2. トミオからの返信を待って日程調整する

トミオは、連絡をもらって24時間以内に空きスケジュールの情報とともに返信する。都合のつくところを選んでもらえたらと思う。24時間経っても返信がない場合、単に見落としている可能性が高いので「返事がねえぞコノヤロウ」とリマインドしてもらえるとありがたい。

3. 事前ヒアリングシートに回答し当日を待つ

日程が決まったら、トミオから事前ヒアリングシートのURLが共有されるのでなるべくすぐに記入をお願いしたい。このシートに書いてもらったことをベースに当日の流れを決めるので、全員に記入をお願いしている。

 

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それでは、今日も素敵な一日を。

 

#みんなおいでよ外資IT

外資IT営業が起業したチャレンジャーベースは1年でどれだけ野望に近づけたのか、そしてこれからのこと

ご案内(2023/8/10追記):
日系&外資IT転職の総合メディア『チャレンジャーズアカデミー』をオープンしました!今後、IT転職に関する発信はすべてそちらで行います。
日系&外資IT転職に興味のある方、ぜひアカデミーにご入学ください!(登録無料です)

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晦日である。2021年12月にチャレンジャーベースという会社を登記して一年が経過したので、このタイミングで振り返ってみたい。

 

一年前の時点ではまだ自分自身が外資IT企業に勤めるソフトウェア営業で、給与明細をツイッターにアップしたりとアホなことをしていた。この一年で起こったあれこれを考えると、我ながら不思議な気持ちである。

 

 

トミオの野望とは

これからを生きる世代に「希望」を手渡したい

僕は、3人の子供の父親として、これからの時代を生きる彼らが前向きな未来を描けるようにする責任があると思っている。

2022年10月、近所の公園にて

そして、彼らに明るい未来を残すためには、僕ら親世代やもう少し下の世代が暗い顔をしていてはいけない。そのために何ができるかをここ数年ずっと考えてきた。

 

色々検討した結果(経過だいぶ省略)僕ができることは「外資IT業界、ないしは日本の企業も含めたエンタープライズソフトウェア業界への転職支援」だという結論に至った。

 

外資ITという「稼げる業界」について皆が情報を得られるようにしたい

「稼げる」というのは大事なことだ。明るい未来のためには、経済的にやっていける自信が不可欠だ。

 

正直僕は過去10年を外資IT業界で生きてきたから他の業界のことしかわからないんだけど、外資IT業界に関しては経験、ネットワークともに圧倒的に役立てる自信がある。

 

より多くの人が「チャレンジ」し、前向きなキャリアを開いていくための基地(ベース)になりたい。そういう思いを込めて会社名をチャレンジャーベースと付けた。

tomyuo.hatenablog.com

 

業界内の横のつながりを作りたい

業界外の人にとっては意外かもしれないが、外資IT業界で暮らしていると同業他社の人間と仲良くなる機会というのが全然ない。少なくとも僕は、現役だった頃からこれが課題…というかつまんないなと思っていた。

 

どうやったらそれが実現できるだろうか…やはり必要なのは何かしらの「場」だろう。その「場」は、どういった形である必要があるんだろう?

 

この一年で実現できたこと

約70人のチャレンジャーが転職に成功…チームを拡大しオフィスを移転

2022年後半外資IT業界の採用凍結ラッシュで少々減速したが、多くのチャレンジャーがエンタープライズソフトウェア業界で新たなキャリアをスタートしていった。

 

僕とチームにとっては死にそうに忙しい日々が続いたが、チャレンジャーからの言葉に元気をもらい頑張ることができた。

2022年前半に転職したチャレンジャーからもらったメッセージ(本人許可あり)

 

優秀なチャレンジャーとクライアントに恵まれ事業が順調に立ち上がったので、社員の採用とオフィスの移転を決めた。

 

少々無謀だったが弊社の規模感としてはだいぶ広いオフィスを借りてしまった。

 

上の「実現したかったこと」のところでも書いたが、僕がやりたかったのはチャレンジャーが情報を得られるチャネルと交流できる場所を用意することだ。

 

だから、オフィスには以下の2つがどうしても欲しいと思っていた。

 

  • チャレンジャー同士の交流の場として使えるラウンジスペースの実現
  • YouTube用の動画撮影に使えるスタジオスペースの実現

 

これを反映して作り込んだのが、チャレンジャーベースの新オフィスだ。

積み上がったレモンサワーから伝わる「飲み会への本気」

YouTube動画もここで撮ってます

 

英語コーチングプログラムの開始と、YouTubeチャンネルの開設

2022年7月に入社してくれたりかさんが責任者として開発・提供をしてくれているのが『チャレンジャーズイングリッシュ』という英語力強化プログラムだ。

 

思いがけない才能が加わってくれたことで実現できた。既に外資IT転職の成功例が複数出ている。

challengerseng.hp.peraichi.com

 

それから、外資IT営業レオさんをパートナーとして始めたチャレンジャーベースのYouTubeチャンネル

 

11月9日に最初の動画をアップして以来、毎週水曜日更新で2022年内に8本をアップしてきた。最新の『外資IT営業ヤザワの成り上がりストーリー』回は僕的にめちゃめちゃおもしろいので、ぜひ見てほしい。(ついでにチャンネル登録もよろしくね)

 

www.youtube.com

広くなったオフィスを活用し多くの交流イベントを開催

前のオフィスは狭かったのでせいぜい業務後に2−3人が遊びにきて飲む、ということしかできなかったが、新オフィスは執務エリアとラウンジエリアが分かれている形にしたためイベントをガンガン開催できるようになった。

 

新オフィスに正式移転したのは10月だが、それ以来、毎週何かしらのイベントを開催してきている。たとえばこんなことをやった。

  • 新オフィスプレオープンパーティー
  • 内定チャレンジャー懇親会(隔月開催)
  • SDRナイト
  • クライアントレセプション
  • チャレンジャー忘年会

2022年3月に開催した『第一回チャレンジャー同窓会』

2022年9月に開催した「新オフィスプレオープンパーティー

2022年12月に新オフィスで開催した「チャレンジャー忘年会」

 

2023年は何をするのか

チャレンジャーに提示できる選択肢を増やす

チャレンジャーベースは「外資IT転職」のための会社だと言っているが、実は日本のSaaS企業との接点がどんどん増えている。チャレンジャーにもいろんなタイプがいるし、どのくらい「準備」ができているかも人によって異なるので、色々な選択肢を提示できるようにしていきたい。

 

またこれは僕も人材紹介をビジネスとしてやるようになって知ったことだけど、クライアント・エージェントの関係で付き合うことで得られる情報はとても多い。たとえば面接を受けたチャレンジャーの合否の情報に加えて「なぜ合格したか/落ちたか」のフィードバックをもらえる。これがエージェントに蓄積されていくことでどういった人材がマッチしやすいか、また面接に当たってどういったことを意識すべきかという知見が高まっていくわけだ。

 

もちろん、クライアントとしてカバーできる企業が増えたら弊社の収益にもつながるので、チャレンジャー支援に再投資していくことができる。

 

情報発信をさらに強化

情報発信に関する今年の目玉は、以下2点だ。

  • YouTubeチャンネルにコンテンツを溜めていく
  • 外資IT転職の総合情報サイト』のオープン

2022年にスタートしたYouTubeチャンネルでは、エンタープライズソフトウェア業界における転職、および業界内での活躍のために役立つ情報発信をどんどん行っていく。

 

が、実は本命は自社メディアのオープンだ。詳細はもう少し先になるが、相当の時間と資金をここに投下してきているのでぜひ期待しておいてほしい。

 

チャレンジャー交流イベント、どんどんやってくよ!

引き続き、チャレンジャーの交流イベントを弊社オフィスで開催していく。一応、参加可能なのは僕が直接お話ししたことのある人だけということにしているが、面談に関してはいつでもウェルカムなので気軽に連絡してほしい。

 

2023年も、チャレンジャーベースはチャレンジャーを応援していきます

書きたいことが多くて、今回もずいぶんな分量の記事になってしまった。

 

来年も弊社は世界に希望を増やすためビッグマウス)頑張るので、君もぜひ頑張ってほしい。(押しつけ)

 

一人でも多くの仲間を、チャレンジャーコミュニティにお迎えできることを楽しみにしている。良いお年を!

 

#みんなおいでよ外資IT

 

おまけ:トミオと話してみたい、という人は気軽に連絡どうぞ

ということで、2023年を頑張る年にしたい、という人はトミオまでメッセージしてほしい。もうちょっとしたら相談プロセスもシステム化するかもしれないが、とりあえず現時点ではこんな感じで受け付けている。

 

45分の「初回ガイダンス」Zoom面談の設定方法は以下の通りだ。

 

1. トミオにコンタクトする

以下のどれか、都合の良い方法でコンタクトしてくれ。

トミオへの連絡時に知らせてもらいたいことは以下3点だ。

  1. 本名フルネーム
  2. 現在している仕事(簡単で構わない)
  3. 新しい会社で働き始めたい時期(緊急の場合は特別対応を検討する)

2. トミオからの返信を待って日程調整する

トミオは、連絡をもらって24時間以内に空きスケジュールの情報とともに返信する。都合のつくところを選んでもらえたらと思う。24時間経っても返信がない場合、単に見落としている可能性が高いので「返事がねえぞコノヤロウ」とリマインドしてもらえるとありがたい。

3. 事前ヒアリングシートに回答し当日を待つ

日程が決まったら、トミオから事前ヒアリングシートのURLが共有されるのでなるべくすぐに記入をお願いしたい。このシートに書いてもらったことをベースに当日の流れを決めるので、全員に記入をお願いしている。

 

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外資ITのレイオフってどんな感じ?という話と市場環境が悪いときに何をすべきかの話

ご案内(2023/8/10追記):
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トミオさん、ニュースでご存じかもしれませんが、勤務先で大規模レイオフがありまして、私もその対象になりました

 

弊社チャレンジャーベースは有料職業紹介事業を営んでいるし、過去に会話をしたチャレンジャーの人数も400人を超えているので、こういう連絡が飛び込んでくる。今年の10月、11月はすごかった。

 

そりゃ大変だ!と思って「とりあえずご飯行きましょう!いつ空いてます?」つってレストランで落ち合うじゃないですか。ひさしぶり!つって。

 

おまえ、何ニヤニヤしとんねん

 

なんか、拍子抜けするくらい元気なのよ。なんだその緊張感のない顔は。ほんの数日前にクビを宣告されたばっかりと違ったんか。

 

レイオフ直後の人と何人も顔を合わせてきたけど、ほぼみんなこんな感じなのだ。

 

今回は、外資IT企業レイオフの裏側でどんなことが起こってるか、エージェントの視点からお届けすることにするぞ。

 

 

加速するレイオフ

レイオフされた外資IT企業社員の人数がコロナのときを超えた

外資IT企業の、採用抑制とレイオフのトレンド、すごい。

 

テック企業のレイオフ情報を提供するLayoffs.fyiによれば、今年の10〜12月にレイオフされた人の人数がコロナピークの2020年第2四半期を超えた。(以下は12/24時点のデータ)

 

なぜ外資IT企業はレイオフをするのか?

一般的には、レイオフは「業績不振」のために行われる。「会社が傾いてるから、ごめんけど君を雇っておく余裕ないのよ」といった具合だ。

 

だが、今回のレイオフラッシュは「これからやってくる(可能性が高い)不景気への備え」という側面が大きいようだ。

 

売上が減少する予定だから、それに備えて会社も適正サイズに小さくしておくよ、って感じ。

 

若手がレイオフの対象になりやすい、らしい

若手が対象になりやすいのは、どうも事実らしい。確かなところはわからないが、以下のような理由だと言われている。

  1. 投資家にレイオフを通じた財務健全化をアピールする際には「人数」が大事
  2. 若手は育成の必要があり、売上を会社にもたらすまでには時間がかかる
  3. 上記2つの理由から、とりあえず若手をたくさん切るのが合理的判断になる

実際のところは、僕も今研究中だ。

 

Market Watchの以下の記事はなかなか勉強になったので、時間があったら読んでみてもいいかもしれない。

 

www.marketwatch.com

 

レイオフは、されるとしんどいがカネになる

日本では「解雇」ってめちゃくちゃ難しい

レイオフされるときにいくらもらえるかは、国によって違う。そして日本は労働者の解雇にめちゃくちゃ厳しい国だ。

 

企業は「相応の理由」がないと社員をクビにできない。入社翌日から出勤しないとか、会社の金を横領したとか、そういった特殊な場合を除けば、ちゃんと働いてた人間をクビにするのはほぼ不可能だ。突然の解雇なんて、訴えられたら100%会社が負ける

 

社員をクビにするのは無理ゲーだ。でも、レイオフは行わないといけない。どうするのか。そうだ。カネを積んで辞めてもらうのだ。

 

企業は手厚い「退職パッケージ」を用意して「自分から辞めて」もらう

日本におけるレイオフは、多くの場合「解雇」ではない。企業から行うのはあくまで「退職勧奨」であり、社員の退職は「自己都合」だ。

 

そして、自己都合退職してもらうために、企業はそれなりのお金を払う。「当該社員の月給(ベースサラリー)の3〜6ヶ月分」が一般的だ。もっと多い例も耳にする。

 

それでいて、パフォーマンス(売上等の実績)とはあまり関係ない

レイオフ対象になった社員がローパフォーマンスかというと、僕が観測する範囲では特にそういうことはない。むしろしっかりと成績を残していたりする。

 

「若手で社歴が短く、レイオフしやすいから」対象になったとか、あとはチームごとなくなったとか、聞くのは主にそういう話だ。

 

レイオフ後の就職は、意外と難しくない(印象)

ハイパフォーマーが市場に出てくることって少ない

外資IT企業の社員が転職活動をするときはどういうときか。もちろん色々なパターンがあるが、やっぱりそこそこ高い割合であるのが「成績不振とか人間関係で、今の会社にいづらくなった」という理由だ。実際は求職者側もそんなハッキリ伝えないことが多いと思うが、企業だってそういう人がそこそこ紛れていることはわかっている。

 

レイオフされた人って企業にとっては「掘り出し物」

一方でレイオフは「会社都合」での退職だ。本人の非は少ない。明らかにお買い得物件なのだ。実際、あるチャレンジャーは、某社が大規模レイオフを行ったというニュースを見た某社の人事が即LinkedInでメッセージを送ってきたと言っていた。

 

冒頭で「ニヤニヤしてる」レイオフ対象者の話をしたが、そのうちのあるチャレンジャーはSDRとしてレイオフされたのに一ヶ月ほど転職活動したら4件の内定をもらい、AE(Account Executive)として転職していった。正直、トミオも腰を抜かした。

 

ただ、あくまでマーケットの状況による

レイオフされた人は、市場にいる他の候補者に比べて非常に有利なポジションで転職活動ができるというのは事実だ。

 

が、それもあくまで「採用を続けている企業がある」という前提の話。多くの会社が採用凍結やレイオフを行う経済状況では求人の数自体が減るので、極端な話、採用活動を行う会社がゼロになったらどこにも就職できない。今は、経験者であれば募集してる会社はまだそこそこあるけど、これ以上景気が悪くなるとどうなるかわからない。

 

www.nikkei.com

 

トミオとチャレンジャーベースからのおすすめ

と、いった前提を踏まえてトミオからの意見を伝えたい。

 

常に中長期を見る

マーケット環境はコロコロ変わる。去年(2021年)の10月〜12月なんて各社が「年内に●人採用しないといけないのに求職者が足りない!」って焦ってたのに、1年後の今は採用凍結とレイオフのニュースばかりだ。そして、僕ら個人はトレンドをコントロールできない。

 

だから、目の前のことに右往左往してもしょうがない。自分が何を欲しているかを明確にし、チャンスに備えるのだ。

 

僕らにできるのは、日々の仕事で常にベストを尽くし、来るチャンスに向けた準備を進めることだけ

 

結局、僕らを助けてくれるのは、全力で仕事に取り組んだことで得られる実績であり、信頼だ。今を頑張ることで、「苦しい中でも必死で考え、仮説を立ててアクションを決め、実行して結果を残し」た経験が蓄積されていく。これが社会人としての僕らの財産だ。

 

日々、励め。明日の自分に今日の頑張りを誇れ。

 

安易な転職はノー

僕が散々書いてるからみんな心得てるとは思うけど、外資ITというのはあくまで「自分に自信のある人が力を試しにくる場所」だ。高い給料はあくまで高い期待に対して成果で応えたことに対する報酬であり、適当にやってて高給をもらえる場所ではない。

 

まずは、戦場で戦える体を作れ!技を磨け!その上で勝負に出ろ。君の挑戦を待っている。(最近見かけた「外資IT営業レオ」さんのツイートがいかしてた。ぜひ見てみて)

 

 

トミオと話してみたい、という人は気軽に連絡どうぞ

 

ということで安易な転職は勧めないポリシーのトミオだけど、相談はいつでもウェルカムだ。

最近は日系SaaS企業と会話することも増えているので「いつかは外資IT。でもどうやってそこに近づいたら?」みたいな相談にも応えられるようになってきた。

 

45分の「初回ガイダンス」Zoom面談の設定方法は以下の通りだ。

 

1. トミオにコンタクトする

以下のどれか、都合の良い方法でコンタクトしてくれ。

トミオへの連絡時に知らせてもらいたいことは以下3点だ。

  1. 本名フルネーム
  2. 現在している仕事(簡単で構わない)
  3. 新しい会社で働き始めたい時期(緊急の場合は特別対応を検討する)

2. トミオからの返信を待って日程調整する

トミオは、連絡をもらって24時間以内に空きスケジュールの情報とともに返信する。都合のつくところを選んでもらえたらと思う。24時間経っても返信がない場合、単に見落としている可能性が高いので「返事がねえぞコノヤロウ」とリマインドしてもらえるとありがたい。

3. 事前ヒアリングシートに回答し当日を待つ

日程が決まったら、トミオから事前ヒアリングシートのURLが共有されるのでなるべくすぐに記入をお願いしたい。このシートに書いてもらったことをベースに当日の流れを決めるので、全員に記入をお願いしている。

 

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エージェント経由で転職するより、直接応募やリファラルのほうが高い年収オファーが出るというのは本当か?

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トミオだ!ちょっとオフィス移転やら何やらで忙しくて、だいぶ間隔が空いてしまった。

 

気合いの入ったエントリーを次に書けるのはもうちょい先になるかもしれないが、ツイッターでおもしろい議論があったので備忘録代わりにまとめておく。

 

ちなみに後半はほぼトミオの意見とチャレンジャーベースの話なので、客観的な意見だけを見たい人は前半だけ読んだらOKだ。

 

 

エージェントを使うと、高い年収オファーが出にくいというのは本当ですか?

きっかけは、タム@外資ITのCSMさんの質問箱

peing.net

 

外資IT企業でCSM(カスタマーサクセスマネジャー)として働いているタムさんのところに、興味深い質問が届いていた。巷で割とよく聞く話題だ。

 

直接応募なら、浮いたエージェントフィーが給料に回るのでは?

 

一般的に、エージェントから紹介された人材を採用をすると企業はその候補者の年収の20%〜35%程度をフィー(採用手数料)として支払う必要がある。「直接雇用なら、浮いたお金が給料に回るのではないか」と考えるのは自然な思考に思える。

 

トミオの意見は「たぶん誤解」

上記の意見に対して、トミオがしたコメントが以下だ。

 

 

 

パッと見た感じ、エージェントのポジショントーク丸出しだ。

 

採用権限のある人たちの意見を聞いてみたよ!

そこで、ツイッター有識者の皆さんに意見を求めてみることにした。実際に企業で人事権を持って採用を行っている人たちからコメントが寄せられたので見てみよう。

 

オファーはマーケットバリューで出るから採用経路は関係ないよ、という意見

以下の2人は、オファーする年収と採用経路には関係がないという意見だ。「入社の意思決定をしてもらえる範囲で最も安い金額」でオファーを出したいと思うのが採用側の心理なのは間違いないと思われるため、合理性のある意見のように思われる。

 

 

 

Tmiさんの「見落とす」というのは、応募自体が届いていることに気がつかないとか、うっかりメールを見落として合否の連絡が遅れたり、ということを指すと思われる。たぶん。

 

給料自体も少し変わることがあるよ、という意見

一方で、少し異なった意見もある。

 

 

なるほど、変わることもあるのか。(でも外資IT業界では聞いたことないな)

 

給料は変わらないけどサインオンボーナスが変わるよ、という意見

こんな意見も届いた。

 

 

 

どうやら、差が出ることもあるみたいだ。ただ、ここで注意しておきたいのは、返信をくれたルイスさん、はやっとさん、Keniさんは外資IT業界の人ではなく、プロフェッショナルファーム(コンサルとかPEとか弁護士とか、そういう職場)や、ITではない領域の事業会社の人たちみたいだ、ということだ。

 

同じ外資転職でも、IT業界とそれ以外、特にコンサル業界とは結構大きな違いがある。コンサル転職の際は「サインオンボーナス」という形で入社時にいくらかお金をもらえることが多いみたいだけど、僕が知る限り、外資IT業界で必ずサインオンボーナスを出している会社は一社だけだ。(どこかは直接聞いてね)

 

トミオによるまとめ

そんなわけで、「あくまで外資業界では」という条件付きで語るなら、以下が正しいと考えている。

 

エージェントを利用することでオファーされる年収が低くなる、ということはない

一般に、オファー金額は「その候補者にやってもらう仕事のレベルや経験値を鑑みた上で適切と思われ、また同じ人材を巡って競争している他社からのオファーに対して競争力のある金額」になる。

 

ポイントは「その人材を他社に採られない、ギリギリ最安値」で採用できたらラッキー!というところだ。

 

直接応募やリファラルで損をするのは「適正な年収がわからない」から

転職活動を毎月行う人間などいない。いくら比較的人の移動が多い外資IT業界といえど、数年に一回というパターンが多いはずだ。

 

数年に一回しか行わない転職活動に「正しい情報」を持って臨むのは非常に難しい。マーケットの状況は刻々と変わる。自分がやる仕事内容も階級も変わるから、前回の転職活動時の経験はあまり役に立たない。

 

エージェントは「相場観を知っている」という点において給与交渉の役に立つ

エージェントの担当者は、毎月何十人もの転職者をサポートしているし、クライアントともよく会話をするため「この人材がこの会社からオファーをもらうとしたら、このくらいの金額までは交渉できるはずだ」という情報を持っている。これが、エージェントの強みだ。

 

あとは、「オファー年収を上げるほど高いエージェントフィーをもらえる」というのもあるが、これは年収交渉のモチベーションであって強みそのものではない。

 

結局、どの方法で企業に応募するべきなのか?

絶対の正解はない。だが、「直接応募」は最後の手段と考えたほうがいいんじゃないかな。

突き詰めると、企業への応募方法は3種類しかない。1. エージェントを使う、2. 直接応募する、3. リファラル応募だ。

 

 

僕の意見は「エージェントとリファラル、どちらがいいかは状況による。でも、そのどちらかを選べるのであれば直接応募は避けるべき」である。

 

なぜなら、転職活動で最も重要な「情報」へのアクセスが少ない状態で戦わないといけないからだ。

 

転職活動は情報戦。自分の力を拡張してくれるパートナーを選ぼう。

ある会社を受けにいくとして、最初から以下のようなの情報が全部揃っていたらすごく便利じゃないだろうか?

 

  • その企業の製品情報、競合企業、日本市場での動向などの周辺情報
  • 面接プロセスの進み方、誰が面接官として出てくるか、その人はどんなタイプでどんな質問をするか
  • オファーされる年収はおよそいくらくらいなのか。どのくらいまでは交渉できそうか

 

さらに、こんなサポートも付いていたらより便利ではないだろうか?

 

  • CV(英文履歴書)の作成や校正を手伝ってくれる
  • 面接対策を行ってくれ、プレゼンや資料作成などの課題作成の手助けもしてくれる
  • 応募先企業で働いている人と直接つないでくれ、話を聞く機会をくれる

 

僕のおすすめは、これらを提供してくれる人をパートナーにすることだ。そして、「その人」はリファラルしてくれる社内の人なこともあればエージェントの担当者なこともあるし、場合によっては「誰も当てはまらない」ということもあるだろう。

 

チャレンジャーベースは、チャレンジャーのパートナーでありたい気持ちで頑張っています

チャレンジャーベース株式会社は、外資IT営業の経験しかなく、人材紹介経験ゼロのトミオが半年前に始めた会社だ。正直、知らんことばっかだから失敗だらけだし、それでチャレンジャーに迷惑をかけたことも一度や二度ではない。上で書いたような「理想のエージェント像」にはほど遠い。

 

失敗だらけだが、「一人一人のチャレンジャーの人生を応援したい」という気持ちで事業に取り組んでいる。転職活動を始めようと思った人が「とりあえずチャレンジャーベースに相談してみようかな」と思えるような会社になれたらと考えている。

 

あなたがこれから外資IT業界への、もしくは、外資IT業界での転職を考えたとき、僕らに応援させてもらえたら嬉しい。

 

#みんなおいでよ外資IT

 

ようこそチャレンジャーベースへ(新オフィス内装工事中の一枚)

 

 

チャレンジャーベースの5ヶ月と、これからと、正社員(ペーサー職)の募集

ご案内(2023/8/10追記):
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日系&外資IT転職に興味のある方、ぜひアカデミーにご入学ください!(登録無料です)

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トミオだ!気がつけば8月に入ったな!

 

最近のチャレンジャーベースは、社員がどんどん増え、オフィス移転も決まり、新規プロジェクトが並行で走り、とバッタバタだ。

 

今日は、最近うちの会社はこんな感じですよ、という話と、弊社の社員募集のエントリーだ。

 

 

チャレンジャーベース開業からの5ヶ月間

チャレンジャーベースは2022年の3月1日に開業したので、この記事の執筆時点で5ヶ月が経過したところだ。

 

正直、開業当初の想定より順調だ。

 

社長が床に寝袋を敷いて寝泊まりしていた個人事務所は、社員やインターンが会話しながら働く「オフィス」になった。次のオフィスへの移転も決まったので、今の場所で働く期間もあと2ヶ月ほどだ。

 

 

ビジネスモデルの検証と事業環境整備に費やした5ヶ月だった。

 

外資IT転職に成功したチャレンジャーが通算50人を突破

チャレンジャーたち、ガンガン結果出してくなと思ってたんだけど、最近数えたら外資IT企業に転職した卒業生が50人を超えていた

 

もちろん、全員が大幅な年収アップだ。少なめに一人あたり200万円の年収アップだとして計算しても、50人の転職で1億円以上の年収が新たに生み出されたことになる。

 

チャレンジャーたちの成功の一部が、弊社チャレンジャーベースにも売上として入ってきている。おかげさまで、業績面も「好調」と言って差し支えないレベルで推移している。

 

システム環境の整備(Macへの全面統一を含む)

IT投資は従業員の生産性への投資だし、従業員の生産性への投資はチャレンジャー支援の質への投資だ。コストを抑えようと思ったら抑える方法はあるんだけど、ITには思い切って資金を振っていくことにした。Salesforceも開業と同時に導入し、ゴリゴリカスタマイズをかけている。

 

  • デスクトップ環境:M2 Macbook Airと外付け4kディスプレイ
  • メール・カレンダー・オフィスアプリ:Google Workspace
  • CRMSalesforce
  • オンライン会議:Zoom
  • 英文添削:Grammarly Business

 

新サービス『チャレンジャーズイングリッシュ』有償モニター募集開始

前回のエントリーで募集した通りだ。今個別に説明会と応募&選考プロセスを進めている。定員の数倍の応募を頂いているので、どう進めるのがよいか社内で相談中だ。

※募集はいったん締め切りました。

 

次の5ヶ月、そしてその先へ

とりあえず事業としてやっていけることはわかったし、会社を回すためのインフラも一通り整備したので、年内の残りの期間は次のフェーズに向け投資を強化していく。

 

新オフィスへの移転で今の4倍の広さに

不景気の足音が聞こえる昨今だが、本社の移転を決めた。今のオフィスから徒歩3分の場所にあるビルのワンフロアを丸ごと借りる。チャレンジャーベースがこの領域の可能性を信じていることの表れだ。

 

約40坪(130平米くらい)あるので、自社の社員が働くスペースとして使うだけだと広すぎる。チャレンジャー同士の交流、セミナー、撮影(?)など色々な用途に使えるようにする予定だ。

 

チャレンジャーを支援する新サービス(複数)のローンチ

詳細はまた追ってアップデートするけど、少し前までは「こんなこともできたらいいな」だったのが正式なプロジェクトとして動き始めた。

 

  • 外資IT転職のための英語強化プログラム『チャレンジャーズイングリッシュ』
  • 外資IT転職のポータルサイト『チャレンジャーズ●●●●●(まだ内緒)』
  • 外資IT転職YouTube『チャレンジャーズチャンネル(仮)』

 

採用強化

やりたいこと、やる予定のことはたくさんあるが、それらを全力で進めるにはまるで人が足りない。

切実に、仲間を必要としている。

 

チャレンジャーベースを一緒に作っていく仲間を募集しています

今、特に必要なのが、今トミオが一人で行っている個別のチャレンジャーの転職活動の支援だ。

現時点ではトミオの稼働がボトルネックなので支援するチャレンジャーの人数を絞っているが、今後はもっと多くのチャレンジャーを同時に支援できるようにしていきたい。

 

そのために、優秀で、人助けマインドに溢れた社員を必要としている。

 

募集職種名:ペーサー

多くの人にはなじみがない言葉だと思うけど、チャレンジャーベースでは他社が「コンサルタント」と呼ぶ職種を「ペーサー(Pacer)」と呼んでいる。長距離を走るイベント/レースにおける「伴走者」を指す言葉だ。

 

チャレンジャーベースの事業は『外資IT転職のワンストップソリューション』なので、転職活動のすべてのフェーズをチャレンジャーと一緒に行っていく。転職活動に慣れてる人ってほとんどいないので、自分だけでやろうと思うとなかなかハードだ。仕事との両立のためのペースメーキングだったり、心が折れそうなときの応援だったり、ときに叱りつけたり、そんなことをしてくれる人がいると心強い。それが、ペーサーだ。

 

ちなみに、実際に走る人たちにとってのペーサーについて学びたい人は、以下のブログが参考になると思う。

 

 

このブログを書いた村田さんによると、ペーサーの役割は以下4つだ。転職活動においても、ほぼ同じことが言えると思う。

 

  • コースレイアウトの把握と共有
  • 補給の管理
  • 目標タイム、順位に対しての進捗把握・共有
  • モチベートする

 

大切なのは信頼。だから売上や入社人数のノルマは設定しない。

ペーサーに一番大切なことは「信頼」だ。この人は自分を騙そうとしているのではないか、という疑いが生まれてしまったら、チャレンジャーは安心して伴走の役割を託すことができない。

 

いずれ詳しく解説しようと思うけど、外資IT業界の転職エージェントは一般的に、コンサルタント売上ノルマと高額のコミッションを設定している。だからこそ、彼らは自社のクライアントに入社してもらえるよう必死のサポートと説得を行うのだ。これが悪いことだとは思わないが、チャレンジャーベースのスタンスとは合わない。

 

チャレンジャーベースは、「あくまでチャレンジャーが自分にとってベストだと思う選択をするべき。その際、たまたま入社先が自社クライアントなことがある」という考え方で転職活動支援をしている。だから、短期的には自社の利益にならない提案や支援であってもチャレンジャーのためになると思ったら行う。だからこそ、チャレンジャーが転職活動のパートナーとしてチャレンジャーベースを選んでくれるのだ。

 

人材業界における就業経験は不要。ただ、英語は必要。

上記のようなちょっと変わった会社なので、人材業界における経験は不要というか、場合によっては逆効果なこともあるように思っている。だから、応募にあたって経験は不問。人柄重視だ。

 

ただ、クライアントやパートナー企業などの外国人とやりとりをする機会は多いし、チャレンジャーと一緒に(もちろん英語の)オファーレターの内容に問題がないか確認したりもするので、ある程度の英語力がないと厳しいと思う。できれば会話できるレベルが欲しいけど、まあTOEIC800〜くらいかなあ。

 

というわけで、相談をお待ちしております

まあそんな感じで長々書いてきたけど、あまり他にない形でビジネスをやっているので、読んだだけではなかなかイメージを掴みにくいと思う。まずは僕からチャレンジャーベースについて説明させてもらうので、気軽に連絡をもらえたら嬉しい。

 

メールでkichikawa@challengerbase.co.jpまで連絡もらってもいいし、LinkedInとかTwitter DMからでも大丈夫。

 

それでは。暑い日が続くので体調だけは気をつけて #みんなおいでよ外資IT

外資IT面接突破の英語力強化『チャレンジャーズイングリッシュ』プログラムの有償モニター募集

ご案内(2023/8/10追記):
日系&外資IT転職の総合メディア『チャレンジャーズアカデミー』をオープンしました!今後、IT転職に関する発信はすべてそちらで行います。
日系&外資IT転職に興味のある方、ぜひアカデミーにご入学ください!(登録無料です)

challengers.academy

 

※ 募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

 

トミオだ。今回は、チャレンジャーベースが新事業として始める有償の英語力強化プログラムを紹介させてもらいたい。その名も『チャレンジャーズイングリッシュ』(捻りなし)。

 

さて、皆も知っている通り、「外資IT転職で20代、30代の年収を倍増させる」ことをライフワークにしているトミオの英語への熱意は並々ではない。だって、英語、できたほうが絶対いいもん。

 

 

「英語が必要」というのは、今から外資IT企業に転職したい人だけにとどまらない。むしろ、既に現役で外資IT業界で働いている人こそ、英語の必要性を強く感じていることが多い。

 

このブログでも、複数回に渡って「なぜ英語ができると外資IT転職に有利か」「どうやったら外資IT企業の面接に対応できる英語力を身につけるか」を説明してきた。

 


でも正直、メソッドとしては正しいけど、これを実践するには普通の20代30代は忙しすぎるんだよな。そこで開発したのが、今回紹介する『チャレンジャーズイングリッシュ』だ。

 

 

英語の上達なんて簡単だ。正しい方法で、ただひたすら勉強するだけ。

僕が書いた記事の中でも、難しいことは書いていない。とりあえずTOEICのスコアを上げて、それから英会話の時間数をひたすら積み重ねる。ザッツイット。これで君も英語の達人だ!

 

簡単だ…簡単なんだけど…

簡単なのに、実践できる人はごく僅かだ。もし君が自分でやれている人なら、以降の文章は今すぐ読むのをやめてもらって大丈夫だ。(まあそれなら既に高い英語力を身につけてるか、ガハハ)

 

今回の記事は「やらないといけないとわかっているけど、忙しくて意思決定と実践を先延ばしにしてきてしまった人」のために書いている。

 

英語学習を気合いだけで乗り切るのは無謀だ。フルタイムで働きながら高いモチベーションを保ち続けられるのはちょっとした異常者だ。英語を「やらない」理由は至るところにある。

 

理由1:まず、時間の確保が難しい

社会人が勉強時間を確保し続けるのって大変だ。日中や夜にやろうと思うと、色々な予定が入ってきて邪魔をする。気がつくと寝ないといけない時間になっている。

 

早朝なら、仕事で疲れていないし邪魔が入らないので時間を確保できる。しかし早起き自体、なかなかできることではない。僕はMBA受験の期間中毎朝4時に目覚まし代わりのDMM英会話のセッションを予約してから寝るようにしていたけど、半年が限界だった。

 

理由2:そもそも何をどうやってどのくらい勉強したらいいのかわからない

英語力を高めたい理由は人によるだろうが、とりあえず「外資IT企業に合格できる英語面接力を付けるため」だとしよう。さて、何をしよう。僕が以前の記事で書いた通り、とりあえずTOEICで700くらいは取れないと英会話学習を始めるためのスタートラインに立てない。

 

じゃあ、TOEICで700点まで到達するためにはどういう努力をどのくらいしたらいいのか?とんでもない種類のある参考書や単語帳からどれを選び、どういうペースで進めたらいいのか?一体何ヶ月続けたらどのくらいスコアが上がるんだろうか…?

 

考えるだけでめんどくさい。多くの人はここで挫折する。だって仕事忙しいもん。

 

理由3:オンライン英会話を始めてみたもののモチベーションとネタが続かない

さて、「単語と文法と基本的なリスニング能力を手に入れてさあ次は会話だ!」となっても、オンライン英会話は初学者〜中級者にはかなり高いハードルだ。

 

そもそも「毎日25分、誰かと差し向かいで何かを話す」というのは日本語でも割としんどい。それが英語となったらなおさらだ。まず、クラスを予約するのが面倒だ。そしてその日何を話すか考えるのがめんどくさい初対面の人と挨拶から会話を始めるのがめんどくさい

 

英語だと、相手が何を言っているか聞き取るだけでも大変だ。やっと質問を聞き取れても、自分から喋ろうと思うと言いたいことが全然出てこない。この状態で、毎日机に向かうモチベーションを保ち続けられる人間は多くはないだろう。

 

チャレンジャーズイングリッシュ:当たり前を当たり前にやるお手伝い

さて、チャレンジャーズイングリッシュだ。もうみんなここまで読んで文章の長さにちょっと疲れてると思うので簡単に説明すると「その人の実力や弱点を分析し、何をどれだけ勉強したらいいのかを指示し、あとは勉強しろとひたすらケツを叩き続ける」プログラムだ。

 

「英語 コーチング」みたいなキーワードでググると、いろんな(高額の)プログラムが出てくるのでイメージを掴めるのではないかと思う。

 

もうちょっと詳しく説明すると、こんな感じだ。

 

課題の特定と勉強カリキュラム作成

詳細は個別説明会で話すわ。

トータルコストを抑えるため、オンライン英会話等の外部教材使いまくり

詳細は個別説明会で話すわ。

月額課金制で、継続は月ごとに判断可能

これも革命的だとは思ってるんだけど、まあ詳細は個別説明会で話すわ。

 

5名限定の有償モニターを募集。個別説明会を予約してな。

そもそも今予定してる価格設定が利益出ないレベルなんだけど、なんせ開発したばかりということもありさらにもうちょっとお値打ちなモニター価格でチャレンジしてくれる人を募集している。

 

人数に限りがあるので一応審査のプロセスを入れさせてもらうけど、まあ詳細は個別説明会で話すわ。とりあえず応募条件は「外資IT業界への転職を前向きに考えていること」もしくは「現在外資IT業界で働いていること」の2点だけだ。現在の英語力は現時点では問わない。

 

以下のどれかでトミオに連絡してくれたら、個別説明会の時間調整をさせてもらう。

 

  1. Eメール(kichikawa@challengerbase.co.jp)
  2. LinkedIn(アカウントはこちら
  3. Twitter(アカウントはこちら

 

連絡時に教えてほしいことは、以下の3点だ。

 

  • 本名フルネーム
  • 現在している仕事(簡単で構わない)
  • 英語力向上に関し困っていること(短くていい)

 

まあ話を聞くだけならタダだし、申し込みも任意だし、あと申し込んでもモニター枠に入れるかは申し込み状況次第だ。とりあえず気軽に連絡してほしい。

 

それでは、 #みんなおいでよ外資IT

【社員募集】チャレンジャーベースは『外資IT転職業界の常識』に挑戦する仲間を探しています

ご案内(2023/8/10追記):
日系&外資IT転職の総合メディア『チャレンジャーズアカデミー』をオープンしました!今後、IT転職に関する発信はすべてそちらで行います。
日系&外資IT転職に興味のある方、ぜひアカデミーにご入学ください!(登録無料です)

challengers.academy

 

 

こんなツイートをしたばかりなんだけど、改めて数えたら8人じゃなくて9人だった。チャレンジャーの皆、結果出しすぎ。「最近、各社のジュニアポジションの求人が少なくなった気がする」と思ってたんだけど、チャレンジャーたちが片っ端から埋めてしまっていただけだったみたいだ。

 

外資IT転職のワンストップソリューション』を謳って3月から活動を開始したチャレンジャーベース株式会社だが、想定していた以上の順調な立ち上がりである。クライアントも増えてきているので、6月以降は収益面もより安定してくる見込みだ。

 

が、困っていることがある。

 

相談件数の増加に対して、支援する側のマンパワーが追いついていないのだ。現時点ではトミオが一日16時間働いて対応しているが、早晩回らなくなるのは火を見るより明らかだ。

 

今日は「チャレンジャーベースのビジネスってどんなビジネス?」という話と、今回募集する3職種の情報をまとめた。

 

チャレンジャーベースは外資IT転職に挑むチャレンジャーを支援する会社だが、業界では我々自身がチャレンジャーだ。一緒に事業の成長を牽引していってくれる同志と出会えることを楽しみにしている。

 

 

チャレンジャーベース株式会社は、「採用エージェント」ではない

これは矜持の話だ。チャレンジャーベースは有料職業紹介を生業にしているが、いわゆる「エージェント」ではない。

 

「採用エージェント」「リクルーティングエージェンシー」「サーチファーム」、色々な呼び方があるが、これらはどれも採用側(企業側)から見た呼び方だ。業界にはずばり『リクルート』という名前の会社もある。

 

一方でチャレンジャーベースは、チャレンジャーが旅立っていくための基地・出発点として存在することをミッションにスタートした会社だ。

 

あくまでチャレンジャーの成功・幸せが第一。企業とのマッチングは、チャレンジャーが人生のより良いネクストステップに進むための手段だ。

 

…などと偉そうなことを書いてしまったが、外から見たら普通に「人材紹介会社」だし、クライアント候補の企業にアプローチするときには「リクルーティングエージェンシーです」って言ってる。さっきも言ったけど、心意気の話だ。

 

業界の常識に挑戦し、「チャレンジャー支援」ビジネスを展開

冒頭で紹介したツイートで「うち以外にこんなやり方ができる会社はない」と書いた。なぜかというと、チャレンジャーベースが「業界の常識」に挑戦し、他社とまるで異なる方法で事業を行っているからだ。

 

具体的には、業界的に「ありえない」ことを少なくとも3つやっている。ちょっと長くなるが、事業の核心部分だから気合いを入れて書いた。読んでみてくれると嬉しい。

 

1. 人材紹介事業の経験ゼロからの創業

「未経験者がいきなり外資IT企業向け人材紹介で起業するなんて聞いたことがない。悪いことは言わないから、やめておいたらどうだ」

 

心配そうに眉を寄せながら、Kenneth (仮名)が僕に告げた。某エグゼクティブサーチ会社の日本オフィス代表を務めたことのあるアメリカ人だ。

 

起業前の話ではない。既に開業してしまった後の、今年4月の話だ。ていうか先々週だ。手遅れだ。

 

だが、Kennethの予想を裏切り事業は好調だ。

 

業界の暗黙ルールを知らず、「人材紹介事業ってこういうもの」という先入観がない人間が創業した会社は、逆に大胆な戦略やアプローチを採用できており、それが功を奏しているようだ。

 

たとえば、チャレンジャーベースには「チャレンジャーをプッシュしない。自社のクライアント企業に入社させようとごり押ししない。」というルールがある。業界他社の人にそんなことを言ったら「そんなこと言っても売上ノルマがあるから」と答えるかもしれない。

でも、チャレンジャーベースは「チャレンジャーが自分の人生に対してベストの選択肢を選ぶ」ことを何より大切にしたいのだ。そのため、チャレンジャーサポート職(詳細は後述)には売上ノルマや売上に対するインセンティブを設定しない。

 

2. 業界で唯一の「日本人経営」

誰もが知っている大手の『転職エージェント』(リ●ナビとかD●DAとかそういうやつだ)に登録して「外資IT企業に転職したいです!」と伝えると、彼らが「わかりました!」と勢いよく返事して持ってきてくれる案件はSalesforceAWSだ。「他にないんですか?」と聞くと「ありません」という返事が返ってくる。

 

これがお決まりのパターンだ。多くのチャレンジャーが体験している。

 

なぜそういうことが起こるかというと、小規模〜中規模の外資IT企業の求人のほとんどを、外国人経営の人材紹介会社が取り扱っているからだ。僕の感覚だが、日本法人の規模感が300名未満の外資IT企業には、日系人材紹介会社からは辿り着けない

 

この特殊な領域にただ一社、日本人による経営で参入した会社がチャレンジャーベースだ。

 

 

当然ながら、外国人経営の会社ばかりなことには理由がある。一番の理由は皆の想像通り「英語力」だ。クライアントが外資企業なので、業務において日々英語が必要になる。そしてビジネスレベルで英語が使える日本人は非常に少ない。その点、「安く雇える外国人」は意外と豊富だ。英語のネイティブスピーカーが出稼ぎ英会話教師として無尽蔵に供給されてくるからだ。

 

クライアントとのやりとりを考えると、英語が堪能だと有利だ。一方で、チャレンジャーとのコミュニケーションを考えると、外人エージェントには絶対にできないことがある。「日本語による情報発信」だ。このブログみたいに日本語で数千文字のエントリーを公開するなんて、日本語ネイティブじゃないとできない。揺らがない僕らの「アンフェア・アドバンテージ」だ。

 

3. チャレンジャーが相談に来てくれる仕組みの構築

なぜ、外国人しかいないフィールドで、業界未経験の日本人が創業したチャレンジャーベースが早々に高い実績を上げているのか。

 

これは、上記のアンフェア・アドバンテージを活用し「優秀なチャレンジャーが自分から相談に来てくれる仕組みがを作っているから」ということに尽きる。専門用語で言うといわゆる「インバウンドマーケティング」がワークしている状態と言える。

 

チャレンジャーベースのビジネスは人材ビジネスだ。どれだけ素晴らしいクライアントを抱えていてどれだけ優れた転職支援メソッドを持っていても、肝心の人材の質が低ければマッチングしない。これは僕の自慢なんだけど、うちのチャレンジャーは、優秀だ。

 

 

時間効率もまるで違う。エージェント他社がLinkedInでDM(ほとんど無視される)を一通一通送ったり、転職に興味ない人に突然電話して「今忙しいんだよ!」ってガチャ切りされたりしている間、チャレンジャーベースはモチベーションの高いチャレンジャーの相談に乗り、CVを磨き上げ、企業への応募準備を進めている。

 

圧倒的に効率の良いビジネスの回し方をしているから、トミオ一人で対応しているにもかかわらず開業3ヶ月目にして1ヶ月で9人が外資IT企業に入社するという実績が生まれている。このペースで実績が生まれていくから、クライアント企業をごり押しする「必要」自体がないののだ。

 

この「インバウンドの仕組み」がチャレンジャーベースの圧倒的な強みだ。

 

いったんまとめておこう。チャレンジャーベースと業界他社にはこういった違いがある。

今回募集する3職種

そんなチャレンジャーベースは今回、以下の3職種を募集する。

 

一番緊急で必要なのがチャレンジャーサポート職だが、どの職種も事業の成長に欠かせない、そしてチャレンジャーにより良い支援を提供していくための非常に大切な仕事だ。

 

能力も大事なんだけど、「人助けマインド」のある人からの連絡を楽しみにしている。

求人への応募方法

興味を持ってもらえた場合は、以下の情報を添えて、kichikawa@challengerbase.co.jpまでご連絡いただけたらと思う。

  1. フルネーム
  2. 応募職種
  3. 働き始めたい時期(早ければ早いほどありがたい!)
  4. 添付書類として履歴書・職務経歴書(もしくはCV)

職種1:チャレンジャーサポートペーサー(フルタイム)

概要

2名募集。人材紹介会社で一般的に「コンサルタント」と呼んでいる職種だ。弊社があくまでクライアント側よりチャレンジャー側の支援を重視していること、売上ノルマや売上に対するインセンティブの設定をしない方針であることから「チャレンジャーサポート」という名前にした。

 

トミオと緊密に連携を取りながら動いてほしいので、基本的に日本橋のチャレンジャーベース本社に出勤してのフルタイムでの働き方お願いしたい。年俸500万円+業績連動ボーナスでスタートみたいな感じかなあ。条件は応相談。柔軟に対応する。

 

クライアントのほとんどが外資IT企業なので、(特に文書での)英語コミュニケーションを取れることが必須。逆に、人材紹介業の経験はなくて問題なし。

主な業務内容
  • チャレンジャー、クライアント間の調整業務全般(面接日程の調整、企業からのフィードバック共有、提携パートナーとのコミュニケーション等)。
  • (業務に慣れてきたら)応募先の選定や面接スケジュール管理などを含む転職活動全体のマネジメント支援。
  • 勤務時間は月〜金で10:00-19:00。休日出勤はなし。ただ、人を相手にする業務の特性上残業が発生することはあり。
理想とする人材像
  • 転職によってチャレンジャーの人生が好転していくことを一緒に喜べる人。
  • 大量のタスクを効率的に処理することに自信のある人。
  • 英語を使っての仕事に抵抗がなく、かつ継続的に英語力を高めていく意欲のある人。(会社からも支援します!)
  • 前職不問。IT出身だとより良いような気がするけど、人材紹介業の経験はむしろないほうがいいかもしれない。
  • Salesforceの利用経験はあると立ち上がり早いかも。

 

職種2:マーケティング&事業開発(フルタイム、業務委託もしくはパートタイム)

概要

1名募集。チャレンジャーベースの生命線である「インバウンドマーケティング」を回し続けるための仕組み作りを担うマーケター。

現在も3週間に1回ペースで開催している『外資IT先輩訪問』の運営に加え、今後チャレンジャーベースが展開していく外資IT転職チャレンジャーをサポートするための各種サービスの立ち上げに協力いただきたい。

基本、副業&リモートでOK。どの程度コミットいただけるかにより、報酬に関しては柔軟に相談させてもらう形としたい。

主な業務内容
  • 定期開催している『外資IT先輩訪問』の企画および運営。
  • 現在準備中の外資IT転職ポータル『チャレンジャーズアカデミー』の企画、ローンチ、その後のグロース戦略立案と実行。
  • 現在準備中の外資IT転職特化YouTubeチャンネルの企画、ローンチ、その後のグロース戦略立案と実行。
  • その他、新サービスや新規事業の開発、ニュースレター発行等に関するトミオの相談役。
理想とする人材像
  • 英語は基本的には不要。
  • 外資IT転職」という領域で新しいことをやってみたいマーケティング経験者。
  • ウェブサービス開発、会員制サービス開発に関する経験および知見のある人。
  • WordPress、HubSpotあたりの使用経験があるとベター。
  •  

職種3:アシスタント(フルタイムもしくはパートタイム)

概要

1名募集。今後クライアントの数や取引件数が増えてくるとトミオの手が回らなくなるのは確実なので、様々な事務処理をいい感じにテキパキ片付けてくれる人に加わってもらえると嬉しい。

フルタイムなら月給20万円〜、パートなら時給1,200円〜って感じかな。正直よくわかってない。応相談。

主な業務内容
  • クライアントから受け取った求人情報の整理やクライアントへの請求書の発行等、営業活動のサポート全般
  • 備品の管理、整理整頓などのオフィス環境整備
  • その他、随時発生する社内お困りごとの相談窓口
理想とする人材像
  • タッチタイピングができてPC利用に抵抗のない人
  • TOEIC700点以上くらいの英語があると嬉しい(英語で請求書発行したりするので)
  • 社長の事務作業と整理整頓能力が壊滅的でも広い心で助けてくれる人

その他、福利厚生など

  • 社会保険加入
  • 交通費支給
  • 英語学習費用支給(参考書、オンライン英会話費用等)

 

最後まで読んでくれてありがとう!人の人生がいいほうに変わる瞬間をサポートできる仕事、楽しいよ。連絡待ってます!

 

#みんなおいでよ外資IT