辺境系キャリアのレシピ 〜新卒即無職→海外就職→スペインMBA→?〜

36歳男性、3人の子持ち。2018年1月よりマドリード・IE Business SchoolのMBA学生をやってましたが、帰国して起業失敗からの今は外資ITサラリーマンやってます。

「外資IT営業」という現代の傭兵稼業のすゝめ

僕が27歳で『外資IT』と呼ばれる業界に入ってからおよそ10年が経過した。昨年2月に、今の職場への入社を決めたときのブログを読んでくださった方もいるのではないかと思う。

 

tomyuo.hatenablog.com

 

この10年で、スペインにMBAを取りにいったり、起業するぞつってずっこけたりしたけど、結婚し、千葉に家を建て、車を持ち、3人の子供を授かった。莫大な資産は築けていないけど、住宅ローン以外に借金はない。今日は「外資って結構悪くないよ、少なくともIT業界に関しては」という話をしたいと思う。後半には、トミオが開始する外資転職プログラムのモニター募集もあるぞ。

 

 

外資IT企業」で働く人間の8割は営業の仕事をしている

外資IT企業の日本法人で働いている」と聞いたら、業界にそれほど馴染みのない人は技術職をイメージするのではないだろうか。プログラマーとか、データサイエンティストとか。しかし中を覗くと、そんな人間はほとんどいない。従業員の大多数は営業だ。外資系のIT企業で働いてます」って言われたら「あ、営業してる人なんだな」と思ってもらって問題ないくらいにみんな営業で飯を食っている。

 

なぜか。製品開発を日本で行っていないからだ。開発をしていないから、日本にはエンジニアもデザイナーも必要ない。商材がクラウドサービスやソフトウェアであればオンラインで完結するから、店舗もロジも考えなくていい。マーケティングだって、戦略は本社で考えるから、日本にはそれを実行する人間がほんの少しいればいい。

 

そんなわけで、日本で「外資IT」と呼ばれる組織は自然と営業機能に特化したものになる。『GAFAM』と呼ばれるGoogle, Apple, Facebook, Amazon, Microsoftであろうと例外ではない。実店舗を持つAppleや倉庫スタッフの多いAmazonはちょっと違うと思うが、残り3社の日本法人社員の8割は営業関連の仕事をしていると思って差し支えないだろう。GAFAMで8割なのだから、日本進出して間もない企業なんか、ほぼ100%が営業要員である。

そもそも「外資IT企業の日本法人」という呼称が紛らわしい。『GAFAM日本営業所』とでも呼んだほうが実態を正確に表現していると言えるだろう。

 

いや、悪く言いたいわけではない。「そういうもんですよ」という前提を共有したいのだ。

 

外資IT営業」は、戦場を渡り歩く現代の傭兵だ

 

僕の知る限り、外資IT企業の日本法人で働く人間は以下のような特徴を持っている。

 

  • 日系企業で同じ職種/職階で働く人の1.5倍〜3倍くらいの給料をもらっている
  • 組織への帰属意識や製品への愛着が薄い
  • 数年おきに業界内で転職する

 

僕は自分の仕事を人に説明するときにかつて『営業ソルジャー』と言っていたんだけど、今思うとソルジャーという喩え方は適切ではなかった。傭兵と呼ぶほうがより実情に近い。ソルジャーが持つ「愛国心」や「正義のための戦い」なんて感覚はなく、カネの匂いがする場所を渡り歩いて誰彼かまわず戦いを繰り広げるのが外資IT営業だからだ。競合する日系企業を殲滅する戦いに参加することだって日常茶飯事だ。

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参考までに、以下がWikipediaによる傭兵の定義だ。

 

傭兵ようへいmercenary)は、金銭などの利益により雇われ、直接に利害関係の無い戦争に参加するまたはその集団である

 

うん、ドンピシャやね。

 

そう、外資IT営業はカネのために働く

なぜ日本人が外資IT企業の日本法人で働くのかといえば、稼げるからだ。かっこいいからとか、最先端のテクノロジーを扱えるからとか、働き方の自由度が高いからとか言われることがあるし、それらは部分的に事実だが、全部オマケだ。

 

綺麗事はやめよう。そして大きな声でもう一度言おう。稼げるから、外資IT企業で働くのだ。

 

まず、一般的な20代なら外資に転職した時点で年収が1.5倍くらいになる。成果を出し続ければ、パッケージ年収(ベースサラリーとコミッションの合計)が毎年100万円以上のペースで上がる。それに加えて、ストックオプションや、RSUと呼ばれる現物株を会社がくれたりするので、そうなると数百万円分の年収上乗せがあり得る。僕は営業として飛び抜けて優秀なわけではないが、外資IT業界に転職して3年目で年収が1000万円を超えた。

 

僕も一時は、外資IT営業のこの「シンプルすぎる真実」から目を背けようとした。理想とか理念とかミッションとか、そういったものを探究できないかと考えた。でも最近は考えを改めた。

いいじゃないか。世の中には身を粉にして働いてもそれほど稼げない仕事がある。そんな中、少なくとも外資IT営業は稼げるんだから。

 

HAL@古き悪しき時代大好き侍 on Twitter: "#こんなジブリパークは嫌だ 入場ゲート… " 

外資IT営業として働くリスクは、意外と小さい

甘い話には、大体裏がある。外資は給料がいいとは言っても、そのぶん大変なんでしょう?

これに対する答えはイエスだ。常に成果を求められるし、成果がついてこないと会社や上司からのプレッシャーは高まる。

 

僕自身もこの業界に10年近くいる間にアップダウンがあった。将来、また苦しい状況に追い込まれることがあるかもしれない。しかし、割とどうにかなる気がしている。それは外資IT業界特有の以下のような事情による。

 

自分の時間を自分でコントロールできる

外資の営業は、基本的に成果で評価される。始業時間や終業時間は(形式的には存在するが)誰も気にしていない。給与は「ベースサラリー(基本給)」と「コミッション(歩合給)」の二本立て。残業代は(雇用契約書には記載があるが)支払われたことがないし、やはり誰も気に留めていない。

 

与えられた時間をどう使って成果を上げるかは各人に一任されている。リモートワークの採用率も高い。なお僕は昨年の3月からずっと「強制フルリモートワーク」だ。だから極端な話、「入社する会社を間違えた」と思ったら日中に転職活動し放題だ。

 

日本の正社員は守られており、外資企業といえども簡単には解雇できない

外資企業というと簡単に社員をクビにするイメージがあるが、日本では滅多にそういうことはない。会社はパフォーマンスが悪い社員に対しても数ヶ月は改善のための猶予期間を与えないといけないし、退職時も、退職勧奨とともに給料数ヶ月分の「退職パッケージ」を出すことが多い。

ちなみに僕がシンガポールで働いていたときは、隣の島で働いていた韓国担当チームが即日の契約解除を通達されドナドナされていったシンガポールは、1ヶ月分の給料を払えばすぐに雇用契約を解除することができるからだ。

 

外資IT営業はスキルがポータブルで、かつ常に新たな企業の参入がある

いくらクビになりづらいと言っても、成果が上がらない状態で会社に在籍し続けるのはしんどい。自分自身に問題がなくても、製品が市場に合わないこともあるし、新たに市場に参入した競合に強烈に捲られるという事態も起こりえる。

そんなときも、営業は専門職なので横のスライドがしやすい。「外資における営業のお作法」を身につけており、またたとえばSaaSのような専門性がある製品を売れる営業には根強い需要があるからだ。

特にシリコンバレーでは次々に新しいIT企業が生まれ、それらがグローバルな成長を求めて日本にやってくるので、新鮮な労働力が常に求められているのだ。

 

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君も外資IT傭兵にならないか?まずはトミオとZoom面談(無料)だ

もし君が20代もしくは30代前半で、「これをやりたい!」という強い関心分野がなく、かつ現在の仕事を続けていくことに不満や不安を抱えているのであれば、外資IT業界への転職は検討する価値があると思う。決して楽な仕事ではないが、他の多くの仕事より稼げる確率が高いし、ポータブルな専門性が身につくので「いつでも転職できる」という自信が持てるようになる。

 

さて、「よし、外資IT企業に転職するぞ!」と君が決めたとする。

決めたはいいが、きっとたくさんの疑問が湧いてくるだろう。そして、それに答えてくれる情報源を見つけるのがとても難しいことに気づくだろう。

 

  • 業界の構造はどうなっていて、どんな企業がどんな製品を提供しているのか?
  • プリセールスって何?カスタマーサクセスって何をする人?
  • どうやって求人を見つけ、応募すればいいのか?
  • 自分の経歴はどう評価されるんだろうか?
  • 英文履歴書を作らないといけないって聞いたけど?
  • 転職するのに英語力はどの程度必要?

 

僕のところには以前からちょくちょく「外資で働きたい」という若者からの相談が届いていたので、この機会に『外資IT転職 検討の方向性と取り組み方のコツ』という資料を作成した。情報収集から内定取得、オファーの受諾に至るまでの一連のプロセスとロードマップも整理してある。

 

メール(keidgi@gmail.com)かツイッターで連絡をもらえたら、30分のZoom面談を設定してその資料をベースに無料のガイダンスを提供させてもらう。LinkedInから連絡してもらっても大丈夫だ。もし気が向いたら、その後プログラムのモニターとしても協力してもらえると嬉しい。まずは気軽に連絡してほしい。

 

トミオの打算

なぜ、トミオは自分のオフの時間を割いて無料相談を行うのか。もちろん、打算はある。ちゃんと書いておく。

 

第一に、20代、30代の年収を上げることが、日本を元気にしていくことにつながると信じているからだ。高齢化と少子化のダブルパンチに、コロナのトリプルパンチで日本の未来は暗いように思える。でも、正しい方法で頑張れば、短期間で年収を大きく上げられる「外資IT転職」というちょっと苦いけどたしかに効果のある薬が存在する。僕はその方法を知っている。可能性を持つ人たちを助けたい。

 

それから、もし僕が支援した人から転職成功の再現性を担保できるようなら、正式に人材エージェントとして登録して事業を行うことを検討している。そうすると、ハッピーになる人を生み出しながら僕も収益を上げられるので、事業としての継続性が生まれる。

 

今はまだパイロットフェーズなので、トミオの時間を使った100%持ち出しのプロジェクトだ。でも、今、これに取り組む価値があると思っている。

 

最後に

言いたいことを詰め込んだところ、4,000字を超えていた。

長々と書いてしまったが、とにかく、僕は外資IT営業という仕事は悪くないと思っているし、日本を元気にしていくための手段になり得ると思っている。一緒に頑張ってみようかな、と思う人からの連絡を心待ちにしている。

 

P.S.

「傭兵ってどんな感じだっけ?」と思った人もいるかもしれない。そんな人は、ゴールデンウィークもまだ1日半あるので、佐藤賢一の『傭兵ピエール』を読んでみてほしい。生々しいが、逞しく生きる傭兵の生き様を感じることができるぞ。

スーパー銭湯『極楽湯 千葉稲毛店』が素晴らしいと思う理由について

風呂が好きだ。狂おしいほどに好きだ。

 

これは2011年くらいかな。シンガポールに住んでいた20代、湯船恋しさのあまり月給の半分以上を突っ込んで住んだペントハウスのお風呂。エロいジャグジーと、左側はシャワールームだ。

 

これは2018年。当時住んでいたスペインから日本に戻る途中、イスタンブールに立ち寄ってハマームという公衆浴場を体験したときの一枚だ。

 

 

風呂が、好きだ。

 

 

コロナ禍で、僕の風呂への偏愛はますます強まった。一日中自室に籠ってPCと向き合った後、夕方からスーパー銭湯に出かけるときの気持ちは格別だ。

 

サウナにも興味を持ち、とりあえずサ道を全話見た。評判の高いサウナである北欧ニューウイングへ足を伸ばしてみた。名古屋出張があったからついでにウェルビーも行った。サウナラボではメリノウール100%のサウナハット買っちゃった。(愛用してる)

 

そんな風呂好きサウナ好きの僕が現時点で最高だと思っているのがスーパー銭湯極楽湯 千葉稲毛店』だ。この間、極楽湯 千葉稲毛店の露天風呂に浸かりながら、「このスーパー銭湯は、僕と同じタイプの嗜好を持った人間が、明確な意図を持ってこの形に作り上げている」と感じたので、それを広く伝えるためこうして筆をとった。

 

そんなわけで、ここから本題だ。ちゃんと見出しもつけていく。

 

  

スーパー銭湯とは

そもそも、スーパー銭湯とは何だろうか。Wikipediaの『スーパー銭湯』の項目では以下のように定義されている。

スーパー銭湯(スーパーせんとう)は、日本における公衆浴場の一種であり、銭湯の形態の一つ。公衆浴場法および各都道府県公衆浴場条例上では物価統制令の制限を受けない「その他の公衆浴場」に分類され、施設規模や利用料金は銭湯健康ランドの中間的存在である。

銭湯は値段が安く、人口密集地域にある

いわゆる『銭湯』は都道府県によって値段が統制されている(たとえば東京都は470円)代わりに、水道代がほとんどタダになるといった様々な便宜が図られている。

値段以外の特徴として、提供するサービスが基本的に入浴のみであるために客単価が低いことがある。厚生労働省の調査によれば客単価は475円とのことなので「基本的にみんなお風呂だけ。たまに食後のコーヒー牛乳を飲む人がいるくらい」といったところだろう。

損益分岐点を越えるために客を高速で回転させなくてはいけないので、人口密集地域にしか存在していない。(というかそれ以外はみんな潰れた)

スーパー銭湯は主に郊外にあり、客単価高め

スーパー銭湯の多くは、郊外にある。比較的土地が安い場所に大きな施設を作り、近隣地域から客を惹きつける。客の多くは、車でやってくる。入浴料は600〜900円くらいに設定されており、基本的に週末は平日より値段が高い。食事やマッサージ・アカスリ等のサービスも館内で提供するため、客単価は1,000円を超える。この「安い土地」と「比較的高い客単価」の組み合わせにより、施設への投資は3〜5年で回収できると言われている。

ちなみに、株式会社極楽湯ホールディングス社長の新川氏によれば、新規地域への出店の基準は「車で15分以内の場所に15万人が住んでいること」だそうだ。

サウナ専門施設は、値段もサービスも玄人向け

サウナがマジで好きだ、という人が行くのがサウナ専門施設である。

サウナ好きは一般的に「サウナ→水風呂→椅子に座って休憩」の流れで巡回するので、サウナ専門施設のサウナはさまざまな趣向が凝らしてあり、水風呂は一般的にスーパー銭湯よりも設定温度が低く、裸で休憩する場所(外気浴スペース)も広い。

一方で、湯船に関しては必要最低限、ということが多く、また基本入浴料も安くて1,000円〜という感じである。素人向きではない。

 

チャートで整理すると、こんな感じ。

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スーパー銭湯という業態の隙のなさについて

改めてチャートを見ると、スーパー銭湯が巨大なハコのサイズと「駅から遠い」といった利便性の悪さにもかかわらず、客を惹きつける理由がわかる。顧客のさまざまな需要に幅広く対応しているのだ。

 

スーパー銭湯の店舗デザインとは

郊外に大きな店舗を作り、幅広いサービスを提供することで周辺から様々なタイプの顧客を集客するのがスーパー銭湯だということがわかった。

とはいえ、いくら郊外といえど土地のサイズ、店舗のサイズは有限だ。その有限な容積の中に、何をどういう形で配置していくのかによって各スーパー銭湯の「色」が出てくることになる。

 

スーパー銭湯は以下のようなモジュールを組み合わせることにより出来上がっている。

  • 受付
  • 脱衣スペース
  • 内風呂
  • 露天風呂
  • マッサージ/アカスリ等
  • 床屋/美容室
  • 食事エリア
  • 休憩エリア
  • ゲームコーナー

 

『入浴体験』に特化した極楽湯 千葉稲毛店の選択と集中

極楽湯 千葉稲毛店は潔いスーパー銭湯である。他のスーパー銭湯が当然のように用意する設備を大胆に削りながら、質の良い入浴体験を、安価に提供することにこだわっていると言える。

 

一つずつ説明していこう。

 

安さの実現

極楽湯の入浴料は大人の場合平日760円、土日祝日870円だが、常に何かしらのクーポンを配っているので100円引きでの入浴は余裕だ。さらに、土日祝日も使える回数券は10枚で6,300円。定期的にさらなる値引きキャンペーンをやっており、今なら10枚で5,400円。1回540円で入浴できるというわけだ。

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僕は、この料金の安さは、後述する「選択と集中」により実現されたものだと思っている。

 

ちなみに上場しており、株主優待で入浴券をくれる。僕も、ビジネス応援の気持ちも込めて200株保有している。

露天風呂エリアの広さと快適さに全振り 

まずは、以下の写真を見てほしい。

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内風呂を抜けて、露天スペースに出たときに目に飛び込んでくる景色だ。

1回数百円で来れる銭湯に、このサイズの露天風呂。僕の経験からすると、かなりレアな光景だ。

奥の階段を登ったところには高濃度炭酸泉とうたた寝湯という横になれるスペースがあり、2種類のサウナと水風呂も露天エリアに設置されている。

別の角度から見るとこんな感じ。

極楽湯千葉稲毛店 | 株式会社 楠山設計 - KUSUYAMA ARCHITECT INC.

 
お湯の色が乳白色なのは、独自に調合した業務用入浴剤と人工温泉用の装置を使って温泉感を出しているらしい。極楽湯 千葉稲毛店から600メートルほどの場所にある別のスーパー銭湯蘭々の湯(ららのゆ)』が天然温泉を売りにしていることからも、極楽湯 千葉稲毛店の「名より実を取る」姿勢が見られる。

 

削られた休憩スペースと脱衣スペース

露天風呂に大きくリソースを割く傍ら、よそのスーパー銭湯と比べて明らかに削られている部分がある。

まずは、リクライニングシートが並んだ、いわゆる『休憩室』だ。これに関しては、そもそも存在しない。食事エリアの奥にある畳でごろ寝できるようになっており、実際に寝ている人を見かける。休憩エリアと食事エリアを一体化させる発想、大胆すぎんか。

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2階建てにすることでスペースを確保しているスーパー銭湯も多いが、極楽湯 千葉稲毛店は潔く平家づくりだ。その分、天井は高い。

なお、脱衣所も狭い。脱衣スペースの狭さを嘆いている方がいらっしゃったのでこの間行ったときに改めて確認してみたけど、たしかに狭い。

 

上で紹介した要素以外も含めて、パッと確認できるチャートを作っておいたのでよかったら見てみてほしい。

 

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僕はお風呂に救われてきた

体が疲れたとき、ストレスでしんどいとき、人生にちょっと疲れたとき、お風呂に浸かることで、僕は乗り切ってきた。ほんの数百円で、素晴らしい入浴体験を提供してくれるお風呂屋さんには感謝の気持ちしかないし、僕も何かしら、人の助けや救いになるようなことをこれからの人生でしていけたらと思っている。

 

極楽湯 千葉稲毛店が成し遂げ、現在も提供し続けている価値へのリスペクトのあまり、3,000字を超えるエントリーを生成してしまった。ありがとう極楽湯 千葉稲毛店。僕も頑張るよ。

衰退国では自分で自分の身を守るしかないと思う話

9月に『誰もが余裕を失うこの国で、分断はもう埋まらないと思う話』というエントリーを書いて2ヶ月半が過ぎたが、確信は揺るがないものになるばかりである。

 

※ 本エントリーは、年収500万円までくらいの、30歳±6歳くらいの人を対象に書いてます。
 既にバリバリ稼いでる人はあんまり得るものないかも。ここで読むのやめてもいいよ。

 

『分断』は国の衰退の副産物である

国民を守れないくらいに『国』が衰えてきている。

従来、日本という国は「現役世代が懸命に働き税金を納め、それを国が高齢者や子供等の弱者に再分配する」仕組みとして機能してきた。少なくとも、僕はそう理解してきた。

 

しかし、その仕組みを今後も長期にわたって維持することは不可能である。ここ1〜2週間だけを振り返っても、政府が『高齢者向けの福祉』と『子育て世代向けの補助』の両方を削る検討を進めているというニュースが話題になった。

 

www.yomiuri.co.jp

www.yomiuri.co.jp

 

一番の理由は、人間が、国が元々想定していたより長生きするようになってしまったこと。収入がなく、介護や医療にお金のかかる高齢者を支えるためのコストが膨らみ続けるため、システムへの負荷がどんどん大きくなっているのである。そこに、少子化による現役世代の減少が追い討ちをかける。長寿化と高齢者を支えるお金の関係は、以下のブログがとっつきやすかったのでおすすめ。

 

crossacross.org

 

国が守ってくれないので、『分断』が生まれる

国からのメッセージはクリアだ。「システムはもう維持できないから、あとは自分たちで頑張ってね」だ。

 

みんなと同じようにやっていれば「普通の生活」を送れる時代は終わった。正社員として長期にわたり企業に勤め、どこかのタイミングで結婚し子供を作り育て上げ、定年退職した後は死ぬまで年金で暮らす、そんな人生は僕らの前には待っていない。

 

『自分で頑張る』ことでどうにかできる人間と、頑張ってもどうにもできなかった人間やどうにかしようと思えない人間、その間に生まれるのが『分断』である。

 

大事なのはとにかくサバイブすること

自分の身は自分で守るしかない

国は匙を投げた。ここからの数十年、自分で自分の身を守って生きていかなくてはならない。もし結婚して配偶者や子供を持つ場合には、自分だけでなく家族も守っていかないといけないし、大変だ。

 

嘆いていてもしょうがない。どうにかするしかないのだから、どうにかするしかないのだ。でなければ、この世を恨んだまま年老いて貧困のまま死ぬだけである。

 

分断が避けられないのであれば、なんとか分断の「あっち側」へこぼれ落ちなくてすむ工夫をしなくてはいけない。

 

そうは言っても、道は険しい。過去数十年にわたり、日本人男性の平均年収は横ばいである。(女性は上がっている)その間に消費税は上がっているし、各種控除が消え年金負担や社会保険料も増えているので実質所得は減っている。

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グラフ拝借元:

https://financial-field.com/living/2019/01/07/entry-32426

 

ひとまず安心できるライン、年収600万円

そんな中で「自分の身を守れる」カネっていくらくらいなのだろうか。今回は、年収の観点から考えてみたい。

 

転職サイトの調査によれば、20代の平均年収は348万円、30代の平均年収は444万円らしい。

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ソース:Duda

一人で暮らしていく前提であれば、たぶん平均年収くらい稼いでいればどうにかなるんじゃないだろうか。でも結婚して子供を持って、という人生を想定するなら、それでは心許ない。

 

だいたい、結婚できる可能性からして、年収と密接な相関がある。特に男性の場合は。低年収だと、結婚したいと思っても生涯未婚で終わる可能性が高くなる。以下のグラフを見ると、年収500万円、600万円あたりまでは未婚率のグラフがほぼ真っ直ぐに下がっていく。

男性であれば、30代半ばまでに年収600万円あると、結婚にあたって年収がネックにならないと言えそうだ。

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ソース:日経DUAL

 

年収を増やすには、結局本業を頑張るしかない

収入を増やすための選択肢の多くは実現可能性と再現性に乏しい

さて、どうやって年収600万を実現するか。そのためのルートは、実は様々ある。しかし、そのうちの多くは、実現可能性、再現性といったことを考えると現実的には選びづらい。

 

起業:当たれば大きい。ただしハイリスク。

投資:当たれば大きい。ただし大きく稼ぐには(特に資金が少ないと)ハイリスク。

難関資格取得:合格できるかどうかがまず賭けだし、時間がかかる。

宝くじ:当たればまあまあ大きい。当たらない。

騙す、盗む:言うまでもなくハイリスク。

相続:基本的には生まれ直すしかない。

結婚:特に男性の場合、金持ち女性と結婚してもあまり旨みはない。

 

最近流行りの『副業』は、期待も高いが課題が多い

本業の収入を維持したまま追加の収入を得られる「副業」への期待は高い。とはいえ、実現可能性には疑問符がつくのが実際だろう。

副業で本業以外に稼げるのって副業で水商売をやる女性やくらいで、多くは時給で考えたら本業よりも低い金額で働くことになるだろう。自分で仕事を取ってこようと思うと営業活動をしないといけないので、多くの人は時給制のアルバイトをすることになるか、YouTubeやブログなど収益の期待値の低い活動をすることになる。

『副業で鬼のように稼いでいずれ本業に』できたらいいね。でも難しそうだね。

 

普通の人は、サラリーマンとして本業を頑張るのが結局一番効率がいい

そんなことを考え合わせると、結局は本業で成果を出して年収を上げていくのが最も確実に成果を期待できる方法だということになる。

 

まず考えるのは今働いている組織での出世だろう。だが「でも今の職場では、30代で年収600万円なんて辿り着かないよ!」という人もいるだろう。それなら、転職だ。ただの転職でなく、自分の市場価値を高める努力をした上での「年収を上げる転職」。サラリーマンとしてダウンサイドを抑えながら、毎月口座に入ってくる金を増やす。美味しい。

 

そんなわけで、なんだかんだ「目の前の仕事を頑張りつつ、力を蓄えてより稼げる仕事にシフトしていく」王道のキャリア戦略こそが、普通の人が自分の身を守るために目指すものだというのが僕の結論である。

 

次回のエントリーでは、僕の思う「再現性の高い転職戦略」について書いてみたいと思う。

誰もが余裕を失うこの国で、分断はもう埋まらないと思う話

菅新政権が誕生した。スローガンは『国民のために働く内閣』らしい。

www3.nhk.or.jp

 

 

「国民」という言葉の欺瞞

スローガンを見た僕が最初に思ったことは「国民って、誰?」であった。

おそらく意図としては、「政治家」とか「既得権益」とかに対する「国民」のために働くということなのであろう。あと「ウイルスとの戦い」という意味合いもあるようだ。

だが、その国民というのは既にまったく一枚岩ではない。

同じ「国民」であっても、(経済が成長していかないという前提を置くとだが)「あちらを手厚くすればこちらが割りを食う」という構図があり、必ず国民同士で対立する。そしてたぶん、最初に割りを食うのは現役世代である。だいたい新型コロナウイルスからして「老人は死にやすいけど若年層には低リスクなのに、自粛を強制されて生活が困窮している」という話があるくらいだ。

 

今回のエントリーでは、ここ最近僕がずっと考えていたことを文章に落としてみた。ロジックの綻びとか視点の不足とかはあると思うけど、一応思考の流れや感じてることの全体感はまとめられた気がする。ブログで備忘録ってのも恥ずかしい話だけど、公開しておくのでよかったら読んでみてほしい。

 

世代間の分断は加速する

高齢化と少子化が止まらない。止めることが不可能なのは明らかで、正しい質問は「それがどのくらい早く進むか」だ。僕は「僕らが想像できるよりずっと早く進む」が答えだと思っている。そして少子高齢化は、世代間の分断と対立を呼ぶ。

 

今回は、以下の3つの世代に分けて考えたい。

1. 引退世代

より長く生きる。長く生きるほど生活費と医療と介護に国の金を消費する。原資は現役世代が国に納める税金や社会保障費である。

2. 現役世代

引退世代を支えるため社会保障費が上がるので、賃金は横ばいだとしても可処分所得(要するに手取り)が減り続ける。将来への悲観・生活の困窮化に加え、出会いの減少や、LGBTQのような人工再生産に直接つながらない価値観の普及により、少子化は加速する。

3. 将来世代

将来の現役世代である。この世代は現時点ではまだ扶養されてるか場合によってはまだ生まれてないんだけど、とにかく、人数が減る。ガンガン減っていく。少なくなった頭数で、増え続ける引退世代をいずれ支えないといけない。普通に無理な話である。

 

内閣府厚労省の資料を見ると、過去数十年に渡りとんでもない勢いで社会保障が増加していることがわかる。これを続ける限り現役世代が貧しくなっていく。

 

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高齢者福祉に必要な金額 ≒ 現役世代の負担額は右肩上がり

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出生数は減少の一途を辿っている

現役世代内は、子育ての有無によって分断される

次に、僕は現役世代の中でも分断が進むと思う。そしてその分かれ目は子供を持つか持たないかだ。

 

これは分断の切り口としてあまり語られない視点だと思う。この視点で話をすると世代内の格差に言及しないといけないし、「多様性」「生き方の選択の自由」といった現代において重要なトピックにも干渉することになるのが理由だと思う。

でも、僕はちゃんと表に出して考える必要があると思う。この国が抱える問題の根元が「高齢化」と「少子化」である以上、子供を持つか持たないかの問題に言及しないのは片手落ちだと思うからだ。

 

そしてここでキーになるのは、子供を「持つか持たないか」という意思決定をしたわけでもなく、普通に生きてきた結果、結婚しない人生を歩むことになる人々の存在だ。

 

子供を持つことを「想定できる層」と「できない層」

子供を持っている人間の多くは、一定の条件を満たした者たちだ。別に結婚しなくても子供は持てるが、出産の瞬間にシングルマザーである割合は非常に低いと思うので結婚を前提に考える。

 

子供を持つことを想定できる層
  • 出会いが存在する環境、ないしは出会いのきっかけを作り出せる行動力
  • 出会いから交際を経て結婚にたどり着けるだけの容姿やコミュニケーション力
  • 「子供を持つ」という意思決定ができる程度の現在の経済力と将来の所得上昇見込み

 

現代日本では基本的に恋愛を経ないと結婚にたどり着けないので、たとえば以下のような条件の人はそもそも「結婚」が人生プランの想定に入らなかったりする。

 

子供を持つことを想定できない層
  • 出会いの存在しない就業環境、出会いのきっかけ作りに対してシャイな性格
  • 恋愛経験の少なさやコンプレックスから異性とのコミュニケーションが苦手
  • 経済的基盤や将来の稼得見込みが弱く、子供を持ち、育てるイメージが持てない

 

こうして現役世代が2つに分断されると、いくら子供を持っている人や持ちたい人が「子育て支援を」とか「不妊治療に補助金を」とか叫んだところで「想定できない側」の人たちはそれを冷ややかな目で見るわけである。恵まれた立場の人間が勝手に苦労してるのに、何を助け求めてんねんと。

 

一方で子育てしている側は、子供を持たない人生を選んだ場合に比べて数千万円というお金と何万時間という自分の時間を子供に投入することになるわけである。「独身で気楽に生きてきた人間が、どうして社会保障の面では子供を育てた人間にフリーライドしようとしているのか」という気持ちになる。

 

要するに、どっち側もいっぱいいっぱいで余裕がないのである。

 

「多様性」や「生き方の選択の自由」は少子化を加速させる

上記のように「本当は結婚して子供を持ちたいが、するための条件が揃っていない人」も存在するが、それ以外に、自らの意思で子供を持たない生き方を選択する人もいる。たとえば同性のカップルであったり、キャリアやその他の価値のために結婚や子供の優先順位を下げた結果たまたま未婚の人生になった人たちも含む。

 

「結婚は何歳でしてもいい」「子供を持つのはキャリアや生活が落ち着いてから」といった「生き方の選択の自由」の尊重は、結婚する年齢・子供を持つ年齢を引き上げる。生物としては男女ともに若ければ若いほど妊娠しやすいので、高齢になるほど不妊に直面する確率は上がる。

 

同性愛者であっても無理やり異性と結婚させて子供を作らせていたような昭和の価値観が正しいとは僕は思わないしそんなやり方に戻せるとも思わないが、このトレンドが少子化の加速に貢献しているのは間違いないと思う。

 

「子供を持たない生き方」をする人は増え続ける

「結婚や子育てと縁のない生き方をする男女」はこれからますます増えると多くの識者が予想している。

2050年には男性の1/3が生涯未婚になるという予測もあり、また結婚したカップルのすべてが子供を設けるわけでもないので、「男性の4割が生涯子供を作らない」という状況がありえる。完全なる同世代の分断である。

 

これに関してはいろいろ記事を読んだが、以下の記事の中のチャートが個人的に気に入った。

 

www.nippon.com

 

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一次関数的な伸びが緩くなるチャート、なんか怪しくない?

 

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世帯数のバランスは逆転、単身世帯が多数派に

こうして自ら選択したかどうかにかかわらず子供を持たない人生を送る人が増えてくると、「大人になったら結婚して子供を持つべきだ」といった規範が弱くなってくる。

 

そうすると、子供を育てている側はますます「子供を持たない人生を送っているやつらはワガママだ」と思うようになり、子供を育てていない側は「勝手に子供作って育ててるくせに何偉そうにしてんの」と思うようになる。

 

少子化は止まらないし分断も埋まらない、じゃあ、どうしたら?

基本的には、どうにもならん。なんか夢みたいなことが起これば別だけど、夢は夢である。

 

夢のような、夢でしかないシナリオたち

・老人が大量に死ぬか、社会保障が大幅に削られて現役世代の負担が減る

・突然現役世代男女が大量に子供を作り出す

・突然、大量の若い移民が押し寄せてきて、全部受け入れて、平均年齢が若返る

・突然みつかった地下資源とか、すごいイノベーションで輸出が爆増し経済が大きく伸びる

 

個人は何をしていくのか?

抜本的な解決は望めない。一方で、誰もが必死なので、『分断』を超えて支えあうというのも難しい。 

 

全体最適を達成するのは無理なので、もう少し小さい単位、たとえば個人とか家族とか、可能であれば分断化された各グループごとで期待値が最大になるような意思決定を行っていくしかないのだと思う。

 

僕は何をするのか?

自分の能力のなさ、だらしなさを日々不甲斐なく思って生きてる身からすると、とりあえず3人の子供たちがどうにか育っていけるようサポートできたら及第点だろうな、とは思う。

一方で、そうやってどうにか生き抜いたことを誇れるほどにまだ達観できてもいないな、と思う。どうにか、自分の世代と将来世代が希望を持って生きられるような貢献ができないかとずっと考えている。

MBA取得後、起業に見切りをつけて会社員に戻ることにした話(主に就職活動の話)

トミオです。約5ヶ月ぶりのブログエントリーになりましたが、皆さんお元気でしたでしょうか。

 

今回は「2,000万円かけてMBA取りにいった後に起業を試みて失敗しても、意外と死なないよ」というお話です。起業を諦めることにした経緯と、そんでどんな風に就活したかと、どんな会社に就職することにしたかの話。特に、今からMBAを取りにいく人の参考になればと思って書いています。

 

なお、僕はこの半年間の収入が200万円くらい(そこから経費自腹)だったんですが、その間に第三子を授かりました。3ヶ月後の5月に誕生予定です。笑ってくれ。そしてよかったら祝福してくれ。

 

起業(の2歩目くらいで)の失敗と資金難

今これを書いてるのが2020年2月半ばなんですが、IE Business SchoolでMBAを取得して2019年7月に帰国してから、色々ありました。渾身のビジネスアイデアを持ち帰ってきたつもりが、いざ検証を進めてみたら問題だらけだということがわかったり。そのままのアイデアで資金調達はきつそうだということでピボット方法を考えながら、前職時代のお客さんから仕事をもらって食いつないだり。友人が立ち上げた日本酒ベンチャーの営業を手伝ったり一応法人登記してるから株式会社の社長なんだけど、やってることは完全に個人事業主だなって気づいたり。

 

そうこうしてる間に、元々少なかった手元キャッシュが完全に尽きそうになり「これはあかんな」とやっとこさ悟り。事業を継続するための金がどうこう、という話ではなく、社員を1人も雇わなくても自分と家族が食っていけないっていう。

 

細々と自分の会社を続ける中で思ったのは、こんなことでした。

  • 今の延長の仕事で子供3人食わせてくのは、ちょっと無理やな
  • 調達して自分のプロダクトで勝負するのでなければ、会社やる意味ないのでは
  • っていうか、外資エンタープライズソフトウェア営業の仕事、楽しかったな…

そんなわけで、いよいよ行き詰まりを感じた2019年12月。腹を括り、サラリーマンに戻るべく就職活動を始めました。

 

そういえば、僕のキャリアってどんなだったっけ

ここ最近はMBAやら起業やらのことばかり考えてたので忘れてましたが、僕って何してきたんだったっけと振り返ってみました。

 

シンガポールで1年半、日本で5年弱、USベースのソフトウェア企業のBtoB営業を経験し、その後1年半かけてスペインでMBAを取得して帰国した36歳男性。既婚。5歳と3歳の子供あり。

営業時代は5年連続で年間ノルマ達成、APAC(アジア太平洋地域)トップセールス受賞2回とまあまあ実績を残しているものの、ビジネススクール卒業時は起業する気満々だったので一切就活しておらず。
(さらに詳しい情報はこちらの記事内の「来歴」のところか LinkedInをご覧ください)

 

そんな状態からの、就職活動開始でした。

 

就職活動タイムライン

エージェントへの最初のコンタクトから1ヶ月半、最初の面接から1ヶ月弱での決着になりました。起こったことを順番に並べるとこんな感じ。

2019年

  • 7/24 MBA & Master in Business Analytics and Big Dataを取得し日本帰国
  • 12/24 以前LinkedInで連絡してきてたエージェントに片っ端から返信
  • 12/27(年内最終営業日) 1社目のエージェントと面会

2020年

  • 1/4-15 ジャカルタ出張のため日本不在→帰国後即、熱を出して寝込む
  • 1/17 発熱中ながら1社目の面接(シンガポール在住のインド人とZoomで面接)
  • 1/20〜 ひたすらエージェント&企業と面会を重ねる
  • 1/30 1社目オファーレター受領
  • 2/15 5社目オファーレター受領&サイン(就活終了)

 

就職活動開始時に考えたことと戦術

思い返すと、最後に「就職活動」をしたのはシンガポールに住んでいた27歳の頃でした。なんと9年前。そのため、就活に関する情報がまったくない。自分の現在の市場価値もわからなければ、市場にどういうオポチュニティーがあるのかもわからない。

 

なので、こんなアプローチでやってみることにしました。

  1. とりあえずエージェントと会いまくって相場観を得る
  2. 会えるだけの企業に会って感触を掴みつつ、早めに最初の内定をもらう
  3. 既存の内定を交渉カードにして、より良い条件を他社から引き出す

 

結果的には、これがビタっとハマりました。

 

実際、どんな仕事/案件が待っていたか

「とりあえずやってみよう」で始めた就活、すぐに分かったのは以下のようなことでした。

 

評価されやすいのは過去の職歴の延長の仕事

当然の話ですが、市場で自分に高値がつくのは過去にやっていた仕事と同じ業界・職種の案件でした。具体的にはエンタープライズソフトウェア(特にSaaS分野)の営業職です。前職で日本法人の立ち上げを経験していたことから、日本での立ち上げフェーズにあるUSテック企業からの引き合いが特に多かったです。

前職でやっていた仕事よりも上のポジションで打診してもらうことが多く、市況が良くなっているのを感じました。

 

英語がアドバンテージになる仕事は意外と多い

MBA Gradsの給料を払える会社って基本的に外資になるので、外資専門の人材エージェント/エグゼクティブサーチを利用して就活することになります。するとそもそもエージェントの担当者が外国人なことが多くなります。

また外資である程度高いポジションだったり、日本の立ち上げフェーズだとプロセスに英語面接が入ることが多くなります。いくつかの会社では、面接がUS本社のCRO(Chief Revenue Officer)まで上がったり、課題を出されて1時間くらい英語でプレゼン&質疑応答をやらされたりしました。こういう状況になると、MBA受験とMBA生活で鍛えられた英語コミュニケーションがバツグンに生きてきます。

 

MBA自体が評価されるかどうかはケースバイケース

面談時に「元の業界に戻る場合、MBAを取りにいっていた2年間は営業としてのブランクとしてしか見られませんよ」と言い放つエージェントもいました。

が、実際面接を受けにいくと、MBAを持っていることが僕の出自に信用を与えてくれていると感じる機会が複数ありました。特に、面接担当者が外国人の場合。相手がLondon Business SchoolのMBAを持っていて「あーIE!俺も受けようか迷ったんだよね」って話が盛り上がったり。(彼は僕を強く社内で推してくれました。最終的に就職を決めた会社のシドニーオフィスの社員です)

 

起業失敗ネタは、案外高評価

「日本帰ってきてからの半年間は何やってたの?」って聞かれたら正直に「起業しようと思ったんですが失敗しまして。子供もいるので、ちゃんと働かないとなと思って就職活動始めました」って伝えてたんですが、むしろポジティブに受け止めてもらえることが多かったように思います。「そりゃお金稼がないとね」って笑ってもらえたり「Entrepreneurshipがあるね」という言い方をしてもらえたり。ちゃんと面接プロセスも次に進めてもらえたし。

 

就活の結果はどうなったか

14社と話をして内定5件

幸い最初に面接した企業とその次からすぐに内定をもらえたため、その後は興味がなければ早めにプロセスを止めてもらうようにしていたものの、最終的に5件の内定を頂けました。一番面白そうだった企業とお仕事のオファーが一番いい条件、という形で終えることができ、上々と言っていいかなと思っています。

特に「SaaSが売れるエンタープライズ営業 x 外国人がストレスを感じないレベルで英語ができる」という組み合わせが本当に少ないみたいで、外国人との英語面接になると通過率100%でした。

 

どういうわけだか、前職から年収パッケージが大幅アップ

前職のOTE(Over Target Earnings: 年間ノルマ100%達成時のモデル年収)の1.5倍くらいで最初のオファーが出て、最終的に出たベストのオファーはOTEベースで前職の2倍弱、ベースサラリーだけで見ると2倍超という形になりました。(ベース:コミッションの比率が変わったため)

元々、起業するつもりだったから元の業界に戻るつもりはなかったのに、MBA終えて帰ってきてみたら大幅キャリアアップという不思議な結果になりました。焼け太り感がある。

 

話した中で一番アーリーステージの企業で働くことに

日本法人を登記した直後の、カリフォルニアに本社があるエンタープライズソフトウェアの会社に就職します。3/2(月)が初日の予定。面接プロセスで日本人と一人も話してないからよくわからないんだけど、日本法人は現状、社員1人か2人の様子。日本支社長不在で、上司は香港在住のオーストラリア人。

クビにならない限りは、3年くらいは楽しく働けるかなーと思っています。

 

就活を終えて、どんな気持ちか

本来は起業家として頑張ってたはずの時期なのにこういう結果になり不本意という気持ちと、高く評価してもらい家族を養える年収と面白そうな仕事が目の前にあってハッピーという気持ちが同居しています。あと、起業に当たって応援してくれた多くの方々に対して、就職という無難な結果に落ち着いてしまって申し訳ないなという気持ちもあります。

まあ、言うて5月には3人の子供の父親になるわけなので、「思いっきりコケても、案外死なずになんとかなるもんだな」 と思えてるのは大変ありがたいことだなと思います。

まずは次の仕事で成果出して体勢を立て直して、また次のチャレンジに向かっていけたらと思います。

 

もっと具体的な話が聞きたい場合はご連絡ください

ここでは、あんまり細かい話をすると冗長になるので大まかな話だけしてますが、特に隠してるわけではないのでご希望があれば個別に共有します。これから挑戦しようとしている人の背中を押せたらすごく嬉しい。

僕のCVだとか、おすすめのエージェント(および担当者)とかどんな企業を受けたのかとか採用プロセスはどうだったかとか、プロセスの中で出された課題と僕がやったプレゼンの資料とか、必要に応じそういうのも共有できます。

僕のツイッターアカウント宛に連絡いただくか、keidgi@gmail.comにメールで、気軽にご連絡ください。

 

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

P.S. トミオ就職記念&初任給祝いイベントやりたいので、相談させてください。

 

MBA取得後、おっさんが即起業しないといけない事情

ごぶさたしております、トミオです。

 

おかげさまで7月に2つの学位(MBAとBusiness Analytics & Big Dataの修士号)を取得し、日本に戻ってきました。出発前・在学中、応援いただいた皆さま、改めてありがとうございました。

 

その後のことを、こちらでざっと書いていきたいと思います。

このブログは、「読みやすさ」や「キャッチーさ」を犠牲にして頭の整理のために考えていることを垂れ流す目的で書いてるので、例によって雑多な感じになりますがご容赦ください。

 

MBA取得後即起業、は実はほとんど存在しない

僕が卒業したIE Business Schoolへのアプライに関心を持つ人と話すと「卒業後の起業が多い学校」としてIEを考える人が多いようです。たしかに他校と比べた場合に起業方面にキャリアを進める人は多いように思いますが「卒業後即起業」に関して言うと、ほぼゼロと言って差し支えないのではないでしょうか。なぜか?一番は、学費で預貯金を使い果たしてしまって、起業するための原資がないためです。あと、就職しようと思ったときの条件がとても良いのも理由ではないかと思います。

「トップスクール」と目される学校に来る人々は優秀なので、MBBと呼ばれるトップティアのコンサルとか、GAFAをはじめとする金払いのいいテック企業とか、あとは国際機関とか消費財のマーケとか、順調に就職を決めていきます。幸いにもIEに関しては「卒業したもののまともな就職先がみつからない」という日本人は見かけたことがせん。

「とりあえずいったん就職するか」となるのは当然だし、僕も自分が20代独身だったらそうしただろうと思います。

 

だが、子持ちおっさんは時限爆弾を抱えている

一方で、「30代(特に後半)、子持ち」となると状況が変わってきます。

 

当然ながら家族を養うために独身者より出費が多いのが既婚子持ちなのですが、実は、子供が小さいうちの出費はたかが知れています。せいぜい、食費と服飾費とちょっとした習いごとくらい。

 

本当にやばくなるのは「子供の教育に金がかかり始めるタイミング」。

中高一貫進学校に進学させてあげたいと思うと、小学校4年生くらいから年間100万程度塾通いのお金がかかり始めると聞きます。そして、進学したらしたでかかる金が減ることはない…

 

もし勝負をするとしたら、子供が10歳になるくらいまでというのがリアルなタイムラインになってきます。たとえば僕で言うと、息子が既に5歳なので、10歳まであと5年…そのうち3年を、いったん就職して貯金を作って…という作業に費やす余裕はない。起業するなら、今しかない。

当然ながら、金はない

「起業するなら今しかない」とわかっても、手元に金はないわけです。なんせ学費で全部使っちゃってるから。最初から起業が目的なのであれば、MBAなんか取りにいかずにさっさと起業したほうがいいです。いやほんとに。

 

事業を立ち上げ継続するためのファイナンスと、家族を養うための私生活のファイナンス、両方考えて動かないといけない。でっかい負担です。まあしょうがない、やるしかない。

 

そんなわけで、ひいひい言いながら頭を悩ませ、日々凹み、打ちひしがれてはどうにか起き上がり、という感じでやってます。次のエントリーでは、いい方向性の報告ができるといいなー。

2ヶ月半で15kg落としたダイエット振り返り

本ブログの「キャリア」の話と直接関係ないんですが、昨日3/31、去年の10/1から半年間続けたダイエットプロジェクトを終えました。90.1kg→72.0kgの18kg減。途中盛大なリバウンドがあったので、最後の2ヶ月間で15kg落とすことになりました。

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ダイエットの前後比較。こうして見るとたしかにけっこうな違い。

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ダイエットを開始した10/1から半年間の体重推移。

短期間でガーって痩せるノウハウ、という意味でも、あとはそれに向かう時の精神面でも、ちょっと面白い話ができるかなと思ったのでまとめることにしました。

35歳おっさんが何を考えて何をしたか、なるべくわかるように書きたいと思います。

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はてなブログで目次作る方法がわからなかったので画像だけど、構成はこんな感じ。

あらまし

きっかけ

2018年1月にスペインの首都マドリードに引っ越してきたんですが、オリーブオイルで揚げたポテトチップスとか、パンをオリーブオイルひたひたにして食うやつとかが美味しくて食べまくってたら、日本にいたとき80kg弱くらいだった体重が90kgオーバーまで行っちゃったんですよね。日本に一時帰国したとき久々に会った友人から「顔の輪郭がなくなってるよ」と言われ「さすがにヤバイ」と思いまして。

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2018年1月〜7月の体重推移。最大時で91.5kgに。

折しも「顔の輪郭がなくなってるよ」と言われた飲み会で一緒になったEmiさんという人から「オンラインのパーソナルトレーナーで食べていけるようになりたいので、モニターになってくれるいい感じのデブを探しています」と声をかけられました。「やりましょう。どうせならニュース性出せるよう、半年で90kgから70kgにするチャレンジやりましょう」って即決しました。半年間のダイエットの記録が、体型から食べたものまで含めて丸ごと残ってるのは彼女のおかげです。2019年頭に目標を70kgから72kgに若干修正し、今に至ります。

ゴール設定の根拠

というわけで勢いで決めた体重の目標値ですが、一応他にも根拠があります。

僕が理想だと思っている体型が映画『ファイトクラブ』に出演したときのブラピなんですが、これが大体73kgくらいらしいんですよね。彼の身長が180cmで僕とほぼ同じなので、筋肉量の分ちょっと調整して70〜72kgくらいがいいかな?という算定です。

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ファイトクラブ』出演時のブラッドピット。180cm73kgと言われている。


3つのフェーズ:慣らし、リバウンド、追い込み

結局最後の2ヶ月半で15kg痩せたので「後半だけでよかったのでは?」と考えることもできるのですが、実際には前半の3ヶ月に大きな意味がありました。僕の場合、具体的には「最初の3ヶ月:慣らし」「後半戦の半月:リバウンド」「最後の2ヶ月半:追い込み」という配分になりました。

食事の仕方とか筋トレのペース、各種ツールの使い方、各種要素をどう組み合わせるとどんな感じで体重が減るか、どういうイベントがあると体重が増えるか…こういったことをケースとして溜めていくことで、最後にスパートかけやすい環境が出来上がりました。あと、前半戦の90kg→80kgを達成した瞬間に79.8kg→87.1kgというシビれるリバウンドをしたため、前後半の3ヶ月ごとに10kg、10kgという当初の甘い計画は吹き飛びました。

人生、色々起こります。ある程度長期スパンで取り組むことには意味があると思います。 

僕のダイエットメソッド

※「僕が採用したメソッド」という意味です。ほとんどはEmiさんから教わったことを運用に落としただけです。

食事管理(カロリー&PFCバランス)

今回のダイエットの原則は非常にシンプルでした。「なるべく筋肉を残しつつ、体重を落とす」。そのための食事方法を指導してもらいました。

  1. 1日の摂取カロリーはなるべく1,500kcal以内に抑える(落としたい体重から逆算)
  2. 毎日、体重1kgあたり2g(僕で言うと160gくらい)のタンパク質摂取を目指す
  3. 炭水化物は、なるべく40g以内。カーボ抜き期間を終えたら90gを許可。

Emiさんからは「野菜を美味しく食べられるレシピ」をいくつか教えてもらって、ありがたく試させてもらいました。途中からは面倒くさくなって「とにかく簡単に作れて必要な栄養素が摂れる自己流レシピ」ばかりになりました。

筋トレ(有酸素運動一切なし)

家の近くのジムに、基本的に週3(火・木・日)で通っていました。上半身と下半身を交互に、が基本だったけど、下半身はだるいのでつい上半身中心になりました。セット内容などは後ほどの「ツール」のところで共有します。

体重を減らすのはあくまで食事制限で、筋トレは「筋肉量維持」が目的。そのため有酸素運動は基本的にやってません。

LINEグループに報告&サービスのアカウントを共有

「トミオさんのダイエット」というLINEグループを作ってもらったので、その中のアルバムに体重・体型・筋トレ内容等をアップデートしてはアドバイスをもらう仕組みにしました。食事は後ほど紹介するCronometerで記録。アカウント情報を共有し、Emiさんが中身を確認できるようにしました。食べ過ぎるとトレーナーからツッコミが入ったりするので、ペーシングに大変役立ちました。

使ったツール

目的は自動化と数値化&可視化です。体重の入力とか運動量とかは体重計やApple Watch、アプリがやってくれるので便利だし、食事や筋トレは入力さえしておけば各種指標が参照できるようになるので、振り返りや計画がしやすくなります。

スマホアプリと連動する体重計

既に使ってる方が多いと思いますが、まだの場合は、必須。体重を計るのってそもそも面倒なので、それをいちいち自分で記録するなんてだるすぎます。少なくとも僕には無理。僕のはスペインのAmazonで5,000円くらいで買ったよくわからないメーカーのやつですが、十分役目を果たしてます。

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マドリードに越してきて1年半の体重変遷。

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ダイエット最終日の体重と体組成。

Cronometer: カロリー摂取量&PFCバランス管理

Cronometerというサービスを使いました。これ、iPhoneアプリとWebの両方のインターフェースがあって、食べたものを入れると栄養素別に経過・結果を表示してくれるんでめちゃ便利です。iPhoneのHealthアプリから体重とか消費カロリーとかも取ってきてくれるし。

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トップページ。摂取・消費エネルギー情報と食べたものの記録、あとバイタルも。

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摂取カロリーの要素別内訳。この日はかなり理想に近い。

Apple Watch & Health App: 消費カロリー管理

消費カロリーの把握は、基本的にApple Watchから自動計測。一応Apple謹製の「Health(日本語だとヘルスケア)というアプリがありますが、僕は面倒なのでいつもCronometerで消費エネルギー見てました。

Strong App: 筋トレ管理

Strongってアプリを使って記録しました。筋トレって「前日に何を何回やったか」を記録しておいて次回もそれをベースに組み立てる、というのを繰り返すので、こういうアプリがあると捗ります。僕は上半身・下半身それぞれにルーティン(筋トレ種目の種類・回数のセット)を設定しておいて、それをベースに記録するようにしてました。

消費エネルギーの情報をHealth Appに飛ばしてくれるのも、このアプリのいいところ。

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App Store上での表示。

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これは上半身のルーティン。

ダイエットを通じて気づいたこと

君は知っていたか、人は食わないと痩せる

前々からうっすらわかっていましたが、今回のダイエットを始めてよかったのは「食事制限をすると痩せるし、食べ過ぎれば太る」というのを体験できたこと&それを数値で把握できるようになったことです。

前半戦で何度か「体重減少→2〜3kgのリバウンド」を繰り返したおかげで、どのくらいの食事制限をするとどのくらい痩せるのか、どういう食べ方をするとどのくらい太るのかの予測ができるようになりました。それが、追い込みの時期に「1日の摂取カロリーを1,000kcal以下にすればこのくらいのペースで痩せるはず→もう時間がない。断食に切り替えるぞ」みたいな意思決定をするのに役立ちました。

「おっさんとダイエット」の敵はモチベーション

これも前々からわかってたけど、おっさんは痩せることのメリットが見えづらいです。むしろ、ほぼ存在しないと言っていい。20代までは「痩せるとモテる」みたいなモチベーションがあったけど、既婚おっさんがモテても意味ないし、たぶんだけどおっさんが痩せても大してモテない。慢性疾患に罹患したりボーダーになったりすると変わるんだろうけど、そこまで到らないと、なかなか重い腰は上がらない。

こうした中、今回は「ダイエットチャレンジ」というものを設定することで、ゲーム的に自分を追い込んで目標達成することができました。よくやった、俺。

おっさんはあんまり褒められることがないので、これを読んだ方、よかったらぜひ、褒めてください。

今後の維持が課題

上記の通り、単に「痩せる」だけでもモチベーションを保つのが大変なのに、これが「体型の維持」となると壊滅的である。今でも、ここはどうしようか困っている。

ダイエットが終わった瞬間にカツカレーを作り、特盛にして食べてしまった。来週は日本に戻るのでラーメンとか食べまくりたい。

一応、目標はブラピなので頑張りたい気持ちはある。でも、いかんせんモチベーションが保てない。誰か、いい方法があったら教えてください。

 

Emiさんについて

無事、宣言通り半年間ダイエットをして結果を出したので「痩せましたよエミさん!ありがとうございました!これ使ってプロモーションして客を作りましょう!」って打診したところ「トミオさんのダイエットを手伝ったことで、自分の実力不足とこれをビジネスにする難しさを知りました。私が目指す高付加価値なトレーナービジネスにはまだ修行が必要です」という返事が戻ってきました。マジヘタレ。わざわざトミオの目標設定からダイエット指針の設定、ツールの使い方、栄養指導、調子のいいとき悪いときのコーチング、等散々世話をして結果に繋げたにもかかわらずこのザマ、ヘタレにも程がある。

とても頼りになるトレーナーだと思うので、ぜひ、皆以下のアカウントにコンタクトして「自分のダイエットも手伝ってほしい」って相談してみてください。僕のダイエットの記録を丸ごと持ってるので色々共有してくれると思いますし、ライザップよりお安く、より親身なダイエットの伴走者になってくれると思います。

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