結局5月は8人のチャレンジャーが外資IT企業に入社するんだけど、彼らの就職先のうちチャレンジャーベースのクライアントは一社。でも一社に入社してくれたら会社を存続させられるだけの売上が立つ。戦略通りなんだけど、改めて見ると割とグロテスクだなwうち以外どこもやりたがらんしできんやろ。
— トミオ (@tomyuo) May 7, 2022
こんなツイートをしたばかりなんだけど、改めて数えたら8人じゃなくて9人だった。チャレンジャーの皆、結果出しすぎ。「最近、各社のジュニアポジションの求人が少なくなった気がする」と思ってたんだけど、チャレンジャーたちが片っ端から埋めてしまっていただけだったみたいだ。
『外資IT転職のワンストップソリューション』を謳って3月から活動を開始したチャレンジャーベース株式会社だが、想定していた以上の順調な立ち上がりである。クライアントも増えてきているので、6月以降は収益面もより安定してくる見込みだ。
が、困っていることがある。
相談件数の増加に対して、支援する側のマンパワーが追いついていないのだ。現時点ではトミオが一日16時間働いて対応しているが、早晩回らなくなるのは火を見るより明らかだ。
今日は「チャレンジャーベースのビジネスってどんなビジネス?」という話と、今回募集する3職種の情報をまとめた。
チャレンジャーベースは外資IT転職に挑むチャレンジャーを支援する会社だが、業界では我々自身がチャレンジャーだ。一緒に事業の成長を牽引していってくれる同志と出会えることを楽しみにしている。
チャレンジャーベース株式会社は、「採用エージェント」ではない
これは矜持の話だ。チャレンジャーベースは有料職業紹介を生業にしているが、いわゆる「エージェント」ではない。
「採用エージェント」「リクルーティングエージェンシー」「サーチファーム」、色々な呼び方があるが、これらはどれも採用側(企業側)から見た呼び方だ。業界にはずばり『リクルート』という名前の会社もある。
一方でチャレンジャーベースは、チャレンジャーが旅立っていくための基地・出発点として存在することをミッションにスタートした会社だ。
あくまでチャレンジャーの成功・幸せが第一。企業とのマッチングは、チャレンジャーが人生のより良いネクストステップに進むための手段だ。
…などと偉そうなことを書いてしまったが、外から見たら普通に「人材紹介会社」だし、クライアント候補の企業にアプローチするときには「リクルーティングエージェンシーです」って言ってる。さっきも言ったけど、心意気の話だ。
業界の常識に挑戦し、「チャレンジャー支援」ビジネスを展開
冒頭で紹介したツイートで「うち以外にこんなやり方ができる会社はない」と書いた。なぜかというと、チャレンジャーベースが「業界の常識」に挑戦し、他社とまるで異なる方法で事業を行っているからだ。
具体的には、業界的に「ありえない」ことを少なくとも3つやっている。ちょっと長くなるが、事業の核心部分だから気合いを入れて書いた。読んでみてくれると嬉しい。
1. 人材紹介事業の経験ゼロからの創業
「未経験者がいきなり外資IT企業向け人材紹介で起業するなんて聞いたことがない。悪いことは言わないから、やめておいたらどうだ」
心配そうに眉を寄せながら、Kenneth (仮名)が僕に告げた。某エグゼクティブサーチ会社の日本オフィス代表を務めたことのあるアメリカ人だ。
起業前の話ではない。既に開業してしまった後の、今年4月の話だ。ていうか先々週だ。手遅れだ。
だが、Kennethの予想を裏切り事業は好調だ。
業界の暗黙ルールを知らず、「人材紹介事業ってこういうもの」という先入観がない人間が創業した会社は、逆に大胆な戦略やアプローチを採用できており、それが功を奏しているようだ。
たとえば、チャレンジャーベースには「チャレンジャーをプッシュしない。自社のクライアント企業に入社させようとごり押ししない。」というルールがある。業界他社の人にそんなことを言ったら「そんなこと言っても売上ノルマがあるから」と答えるかもしれない。
でも、チャレンジャーベースは「チャレンジャーが自分の人生に対してベストの選択肢を選ぶ」ことを何より大切にしたいのだ。そのため、チャレンジャーサポート職(詳細は後述)には売上ノルマや売上に対するインセンティブを設定しない。
2. 業界で唯一の「日本人経営」
誰もが知っている大手の『転職エージェント』(リ●ナビとかD●DAとかそういうやつだ)に登録して「外資IT企業に転職したいです!」と伝えると、彼らが「わかりました!」と勢いよく返事して持ってきてくれる案件はSalesforceとAWSだ。「他にないんですか?」と聞くと「ありません」という返事が返ってくる。
これがお決まりのパターンだ。多くのチャレンジャーが体験している。
なぜそういうことが起こるかというと、小規模〜中規模の外資IT企業の求人のほとんどを、外国人経営の人材紹介会社が取り扱っているからだ。僕の感覚だが、日本法人の規模感が300名未満の外資IT企業には、日系人材紹介会社からは辿り着けない。
この特殊な領域にただ一社、日本人による経営で参入した会社がチャレンジャーベースだ。
当然ながら、外国人経営の会社ばかりなことには理由がある。一番の理由は皆の想像通り「英語力」だ。クライアントが外資企業なので、業務において日々英語が必要になる。そしてビジネスレベルで英語が使える日本人は非常に少ない。その点、「安く雇える外国人」は意外と豊富だ。英語のネイティブスピーカーが出稼ぎ英会話教師として無尽蔵に供給されてくるからだ。
クライアントとのやりとりを考えると、英語が堪能だと有利だ。一方で、チャレンジャーとのコミュニケーションを考えると、外人エージェントには絶対にできないことがある。「日本語による情報発信」だ。このブログみたいに日本語で数千文字のエントリーを公開するなんて、日本語ネイティブじゃないとできない。揺らがない僕らの「アンフェア・アドバンテージ」だ。
3. チャレンジャーが相談に来てくれる仕組みの構築
なぜ、外国人しかいないフィールドで、業界未経験の日本人が創業したチャレンジャーベースが早々に高い実績を上げているのか。
これは、上記のアンフェア・アドバンテージを活用し「優秀なチャレンジャーが自分から相談に来てくれる仕組みがを作っているから」ということに尽きる。専門用語で言うといわゆる「インバウンドマーケティング」がワークしている状態と言える。
チャレンジャーベースのビジネスは人材ビジネスだ。どれだけ素晴らしいクライアントを抱えていてどれだけ優れた転職支援メソッドを持っていても、肝心の人材の質が低ければマッチングしない。これは僕の自慢なんだけど、うちのチャレンジャーは、優秀だ。
2社目の「市川さんのご紹介であればとりあえず全員会うんで」の言葉をクライアント企業から頂きホクホク。弊社からご紹介する候補者はとにかくマインドセットがいいとのこと。チャレンジャーの皆のおかげだなー嬉しいなー。
— トミオ (@tomyuo) April 7, 2022
時間効率もまるで違う。エージェント他社がLinkedInでDM(ほとんど無視される)を一通一通送ったり、転職に興味ない人に突然電話して「今忙しいんだよ!」ってガチャ切りされたりしている間、チャレンジャーベースはモチベーションの高いチャレンジャーの相談に乗り、CVを磨き上げ、企業への応募準備を進めている。
圧倒的に効率の良いビジネスの回し方をしているから、トミオ一人で対応しているにもかかわらず開業3ヶ月目にして1ヶ月で9人が外資IT企業に入社するという実績が生まれている。このペースで実績が生まれていくから、クライアント企業をごり押しする「必要」自体がないののだ。
この「インバウンドの仕組み」がチャレンジャーベースの圧倒的な強みだ。
いったんまとめておこう。チャレンジャーベースと業界他社にはこういった違いがある。
今回募集する3職種
そんなチャレンジャーベースは今回、以下の3職種を募集する。
一番緊急で必要なのがチャレンジャーサポート職だが、どの職種も事業の成長に欠かせない、そしてチャレンジャーにより良い支援を提供していくための非常に大切な仕事だ。
能力も大事なんだけど、「人助けマインド」のある人からの連絡を楽しみにしている。
求人への応募方法
興味を持ってもらえた場合は、以下の情報を添えて、kichikawa@challengerbase.co.jpまでご連絡いただけたらと思う。
- フルネーム
- 応募職種
- 働き始めたい時期(早ければ早いほどありがたい!)
- 添付書類として履歴書・職務経歴書(もしくはCV)
職種1:チャレンジャーサポートペーサー(フルタイム)
概要
2名募集。人材紹介会社で一般的に「コンサルタント」と呼んでいる職種だ。弊社があくまでクライアント側よりチャレンジャー側の支援を重視していること、売上ノルマや売上に対するインセンティブの設定をしない方針であることから「チャレンジャーサポート」という名前にした。
トミオと緊密に連携を取りながら動いてほしいので、基本的に日本橋のチャレンジャーベース本社に出勤してのフルタイムでの働き方お願いしたい。年俸500万円+業績連動ボーナスでスタートみたいな感じかなあ。条件は応相談。柔軟に対応する。
クライアントのほとんどが外資IT企業なので、(特に文書での)英語コミュニケーションを取れることが必須。逆に、人材紹介業の経験はなくて問題なし。
主な業務内容
- チャレンジャー、クライアント間の調整業務全般(面接日程の調整、企業からのフィードバック共有、提携パートナーとのコミュニケーション等)。
- (業務に慣れてきたら)応募先の選定や面接スケジュール管理などを含む転職活動全体のマネジメント支援。
- 勤務時間は月〜金で10:00-19:00。休日出勤はなし。ただ、人を相手にする業務の特性上残業が発生することはあり。
理想とする人材像
- 転職によってチャレンジャーの人生が好転していくことを一緒に喜べる人。
- 大量のタスクを効率的に処理することに自信のある人。
- 英語を使っての仕事に抵抗がなく、かつ継続的に英語力を高めていく意欲のある人。(会社からも支援します!)
- 前職不問。IT出身だとより良いような気がするけど、人材紹介業の経験はむしろないほうがいいかもしれない。
- Salesforceの利用経験はあると立ち上がり早いかも。
職種2:マーケティング&事業開発(フルタイム、業務委託もしくはパートタイム)
概要
1名募集。チャレンジャーベースの生命線である「インバウンドマーケティング」を回し続けるための仕組み作りを担うマーケター。
現在も3週間に1回ペースで開催している『外資IT先輩訪問』の運営に加え、今後チャレンジャーベースが展開していく外資IT転職チャレンジャーをサポートするための各種サービスの立ち上げに協力いただきたい。
基本、副業&リモートでOK。どの程度コミットいただけるかにより、報酬に関しては柔軟に相談させてもらう形としたい。
主な業務内容
- 定期開催している『外資IT先輩訪問』の企画および運営。
- 現在準備中の外資IT転職ポータル『チャレンジャーズアカデミー』の企画、ローンチ、その後のグロース戦略立案と実行。
- 現在準備中の外資IT転職特化YouTubeチャンネルの企画、ローンチ、その後のグロース戦略立案と実行。
- その他、新サービスや新規事業の開発、ニュースレター発行等に関するトミオの相談役。
理想とする人材像
- 英語は基本的には不要。
- 「外資IT転職」という領域で新しいことをやってみたいマーケティング経験者。
- ウェブサービス開発、会員制サービス開発に関する経験および知見のある人。
- WordPress、HubSpotあたりの使用経験があるとベター。
職種3:アシスタント(フルタイムもしくはパートタイム)
概要
1名募集。今後クライアントの数や取引件数が増えてくるとトミオの手が回らなくなるのは確実なので、様々な事務処理をいい感じにテキパキ片付けてくれる人に加わってもらえると嬉しい。
フルタイムなら月給20万円〜、パートなら時給1,200円〜って感じかな。正直よくわかってない。応相談。
主な業務内容
- クライアントから受け取った求人情報の整理やクライアントへの請求書の発行等、営業活動のサポート全般
- 備品の管理、整理整頓などのオフィス環境整備
- その他、随時発生する社内お困りごとの相談窓口
理想とする人材像
- タッチタイピングができてPC利用に抵抗のない人
- TOEIC700点以上くらいの英語があると嬉しい(英語で請求書発行したりするので)
- 社長の事務作業と整理整頓能力が壊滅的でも広い心で助けてくれる人
その他、福利厚生など
- 社会保険加入
- 交通費支給
- 英語学習費用支給(参考書、オンライン英会話費用等)
最後まで読んでくれてありがとう!人の人生がいいほうに変わる瞬間をサポートできる仕事、楽しいよ。連絡待ってます!
#みんなおいでよ外資IT