辺境系キャリアのレシピ 〜新卒即無職→海外就職→スペインMBA→?〜

34歳男性、2人の子持ち。2018年1月よりマドリード・IE Business SchoolのMBA学生になります。新卒即無職→バックパッカー→シンガポール就職→日本で外資IT企業日本法人立ち上げ第一号営業→MBA@スペイン

入学して2週間、どんな感じか

ビジネススクール入学2週間

正確には2週間と3日が経ちました。入学してみると「あー、こういう感じかー」と思うことも多く、ちょっとこの機会にまとめておきたいと思います。

入学して2週間、どんな感じだったか

カオス…その中の不思議な連帯。

僕のクラスだけで、55人くらいのクラスに30国籍の学生が在籍。年齢も20代半ばから30代半ばまで様々、業界もやってきたことも違う、と言う不思議な環境。なんだけど、同じ学校を選んで時間とお金を投資してやってきた同級生、ということで距離感は近い。
せっかくなので、何枚か写真を共有。

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旧都市セゴビアでの入学式。僕の所属するセクションの50人強。

f:id:tomyuo:20180125014917p:plainマドリードの街中にあるMBA用キャンパス、MM31。

 

f:id:tomyuo:20180125014938p:plain入学翌週に開催されたパエリアコンテスト。

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授業中はこんな感じ。ちょうどいい規模感だと感じる。

MBA生、パーティー好きすぎ…

噂には聞いてたけど、パーティーの量が多い。しかも一度パーティーやるとみんな平気で日付変わるまで飲んでるし、朝まで行ったって話もよく聞く。僕はそこまで付き合えないので、だいたい日付が変わるあたりで帰る。

入学して感じていること

みんな英語上手いわ…

僕は海外で働いてたこともあり、日本の同僚の中では頭抜けて英語使える方だったけど、MBAのクラスを見渡すと、どう見ても一番下手である。皆が言いたいことが完全にスムーズに出てくる状態で英語使ってるので、「考えながら喋ってる」とペースについていけない。
いい特訓の機会だし、こんだけ英語漬けになれるのはありがたいことなので頑張っていきたい。

課題の量は多い、でも別に卒業するだけなら問題なさげ

各クラスの予習・復習には結構な時間を取られる。特に授業で使うケースをガッツリ読むと相当な時間がかかる。でも別に読んでなくても正直何とかなると思う。
各コースごとに個人のレポートとグループプロジェクトもあるし、それに加えてクラブ活動があったり、旅行の誘いがあったり、あれやこれやで時間がガンガン削られていく。しかも頭脳労働してるから睡眠を取らないと体がもたない。

優先順位、優先順位、優先順位…

なので、大事なのは「何を捨てるか」だと思う。僕の場合は転職でキャリアアップしたいと言う気持ちもなければ、かといって前の会社に戻るわけでもないので、勉強は落第しない程度に頑張りつつ、自分のビジネスを形にしていくところに時間を割きたいと思う。幸い既に自分のビジネスを持っていて資金調達の準備をしてるような同級生も周りにいるので、そういうのはとても刺激になる。

寿司、大人気

初めて会うから「おまえがSushi chefか!」って覚えられてることが何度かあった。先日やったワークグループ(セクションを6-7人のチームに割ったもの)のディナーでロールの作り方を教えてあげたら盛り上がった。
下の写真は、アルゼンチン人同級生がロールを作っているのをアメリカ人、ドイツ人、インド人同級生が見ながら酒飲んでるところ。

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ここからの学生生活について

勉強はほどほどに頑張る

今後に役立つことは身につけておきたいし、この多国籍な環境でリーダーシップの形を学ぶことはとても良いと思う。半面、勉強に時間を割きすぎるとなんのために1年半の猶予期間を確保したのかがわからなくなる。あくまで自分の次のステップのために時間を使う。

パーティーや飲み会への参加は効率を考えてやる

家の近くで開催されているやつにちょっとだけ顔を出す、むしろ自分で開催して話したい人を集めるなどの方法で効率的にやらんといかん。

とにかくビジネスの種

何をやるかが固まれば、あとは仲間を探すだけである。なんとなく、このあたりになら人生懸けられるかな、というのは見えてきたので、あとはそれの実現の形をもう少し固めていくだけである。

治らない大人の中二病と34歳子持ちのMBA留学について

2018年になった。1月18日にIE Business Schoolの入学式があり、僕は正式にフルタイムの学生になる。マドリードでの学生生活は1年半続く予定だ。2019年7月に無事卒業すると、僕の手元にはMBAを含む2つの修士号と1,000万円近い借金が残る。実際には3,500万円の住宅ローンもあるので、返済はもうちょっとハードな感じになる。

なぜ、34歳・2人の子持ちで日本にマイホームまで建てた僕が、仕事を辞め海外で学生になったのか。在学中には何をして、卒業した後どうするつもりなのか。この選択にはどういう意味があったのか。この機会に棚卸しておきたいと思う。

「何も成し遂げず年老いていく自分」への焦り

「どうして留学するのか」という質問に対し色々な答え方をしてきたけれど、何が一番の動機だったかというと「焦り」だ。何への焦りかというと「何も成し遂げないまま30代を過ごし、そのまま40代へ突入することへの焦り」。ちょっとお利口なサラリーマンとして、平々凡々と生きていくことへの焦り。

2012年末に4年間のシンガポール生活を終え日本に戻ってきたとき、まだ焦りはなかった。当時僕は29歳。「外資スタートアップ日本法人の立ち上げメンバー」としての仕事はすべてが新しく、面白かった。入社から2〜3年は、あっという間に過ぎた。営業職としては良い結果を出すことができ、毎年二桁%の昇給があった。2013年の年収がたしか860万くらいで、2年目からは1,000万を超えた。2014年5月に長男が生まれ、ちょうど同じくらいのタイミングで千葉に家を建てた。

焦りが生まれ始めたのは働き始めて3年がたつころ、2015年の末くらいからだ。2015年の10〜12月の四半期は売上が思ったように作れず、僕は4時起きの始発通勤を3ヶ月繰り返した。その四半期のノルマは落としたが年度前半の貯金のおかげで2015年の年間ノルマは達成し、僕は「APAC Commercial Top Sales」という賞をもらった。2016年の2月に、会社がご褒美旅行でハワイ・マウイ島のリッツカールトンに連れていってくれた。
僕は燃え尽きていた。燃え尽きた状態の僕は、プールサイドでマイタイを飲みながらぼんやりと考えた。「自分はこれを繰り返して30代を終えるんだろうか」「これを繰り返した先の人生には何が待っているんだろうか」。

平たく言えば、一定期間ごとにリセットされる売上ノルマを追い続けることが営業お仕事である。ノルマを達成し続ければ、見返りに高い給料や昇進が与えられる。外資の営業として登り詰めると「Country Manager」や「VP of Sales」といった肩書きの仕事をすることになる。そのくらいのポジションになると株式やストックオプションを併せると年収が1億円を超えることも珍しくはないし、スタープレイヤーは一営業としてそのくらいの金額を稼いでいる人もする。
僕は思った。「僕はトップオブトップにはなれないかもしれないが、そこそこ稼ぎの良いサラリーマンして家族を養っていくことくらいはできるだろう」「しかし、営業のプロフェッショナルとして日本で生きていくというのは、自分のやりたいことなのか?」「その生き方に満足できるのか?」。答えはNOだった。

目の前に続いている道が「これじゃない」に変わった瞬間だった。

突然の天啓「アフリカ」

高い給料も、組織の中での出世も、自分の血がたぎる対象ではない。だとしたら、何をしたらいいのか?国内での転職や起業で、僕の厨二病は満足させられるのか?

それらは早々に候補から消えた。転職といっても、給料を維持しようと思ったら同じ業界で同じようなプロファイルの同僚と同じようなお客さんを相手に商売することになる。会社や商材が変わるだけで同じことの繰り返しだ。そもそも、「日本で」という時点でどうにもワクワクしない。

ふと、2014年にシアトルのカンファレンスで見た、ハンス・ロスリング氏のキーノートを思い出した。彼が巨大スクリーンに映し出した人口動態のアニメーション。「日本の人口は減り続ける。中国やインドの人口は増え続けるが、人口増加のカーブは次第に緩やかになる。アフリカの国々だけが、21世紀を通じて爆発的に人口を増やし続ける」。

アフリカ。子供が減り、老人ばかりになっていき元気を失う日本と真逆の場所。ここで今後数十年のキャリアのベースを作るのが、自分にとっての次のチャレンジだと直感した。図書館に行き、アフリカに関する本を大量に借りてきた。毎週末、図書館にに通った。日増しに、アフリカへの思いが募っていった。

ビジネススクールという「アフリカへのステップ」兼「失敗時の保険」

いくらアフリカに憧れたからと言って、いかんせんアフリカは遠い。とりあえず南アフリカへ旅行で行ってみようと2週間の有休申請をしたが、上司に「数字を追わないといけないのに2週間も休めるわけあるか」と却下されてしまった。

勉強をしたことでわかってきたこともあった。アフリカには、日本にいたら想像もできない問題が山積みである。地域による発展状態の違い、独裁と汚職、民族紛争、インフラの未整備、不十分な教育環境と教育水準、恒常的に高い失業率…僕がポンと入っていって、すぐに家族を養える稼ぎを作れるとは考え難い。

そこで思い当たったのがビジネススクールへの進学だった。ビジネススクールであれば「MBAを取るため」という大義名分でキャリアの猶予期間を得られる。この期間に、どうやってアフリカにチャレンジするかの計画と検証ができる。海外のビジネススクールであれば、地理的にもアフリカに近くなる。
また、アフリカへの挑戦に失敗したとしても、いわゆる「トップスクール」でMBAを取っておけば高給のサラリーマンに戻ることができるという選択肢が残る。(この「トップスクール」というのが重要で、最初とても興味のあったUniversity of Cape Townは候補から外さざるをえなかった)

決めてしまえば、あとはやるだけなので簡単であった。幸い勉強はそこそこ得意なのでIELTS, GMATといった試験はどうにかなったし、エッセイや面接なども仕事をしながら睡眠を削って乗り切った。

さて、僕は何を「成し遂げる」のか

そんなこんなで、2017年5月に第一志望のIE Business Schoolへの合格が決まり、12月には正式にマドリードに引っ越した。ここからの1年半で、30代後半以降の人生の大枠が決まる。家族を養いつつアフリカへの基盤を整えられるのか、それとも日本に戻ってサラリーマンを続けることになるのか。

それはそれとして、元々の問いを忘れてはいけない。僕は何を「成し遂げる」のか。
僕がアフリカで事業を始め、それがアフリカの人々の生活を潤し、僕が金持ちになったとして、それは「何かを成し遂げた」と言えるのか?そうでは話ではない気がする。

「何かを成し遂げたい」「何者かになりたい」普通は成長の過程で大なり小なり折り合いを付けていくはずの何かを、おっさんになっても捨てきれないと本当に大変だと感じる。

ただ、具体的な方法はわからないけど、なんとなくこういうことがしたいんだよなーというのはある。「僕の子供たち、僕の子供たちと同世代の子供たち、これから生まれてくる子供たちが、自分の将来を明るく思える未来を作ること」「大人になるって悪くないな、自分も頑張ろうと子供たちが思えるような後ろ姿を、僕を含めた大人が見せられる状態でいること」。

僕が座右の銘にしている言葉が2つある。

  • If you put your mind to it, you could accomplish anything.
  • Nothing ventured, nothing gained.

この2つの言葉を組み合わせると「欲しいものがあるなら、リスクを取って挑戦するしかない。そしてそれが心からの願いなら、必ず実現できる」となる。
僕は死ぬまでこの言葉を信じ続けたいし、人から助言を求められたときに同じことを伝えられる人間でありたい。

「成し遂げる」というのはきっと生き方のスタンスの問題で、生きている間に何をしたのかはその装飾なのだと思う。そういう意味で、苦しい「何かを成し遂げるための旅」は死ぬまで続いていく。せめて楽しい顔をして進んでいけたらと思う。

留学で失うものと得るもの

僕みたいに「コンサルに転職してたくさん稼ぎたい」みたいな動機を持たない人間からすると、金銭面でのリターンは正直見えない。家計の貯金1,000万を使いきり、追加の借金をこさえ、稼がない期間を2年近く作り、いいとこなしである。さらに、子供の世話を妻と妻の両親にすべて任せスペインで過ごすことで、家族には負担をかけるし僕は家族と一緒にいられなくて本当に寂しい。自分は一体何をしているのかと思うこともある。

そうは言っても今の自分に満足しているのは「目の前にある道を惰性で進んでいく」という選択肢を選ばなかったこと。リスクを取って、新しい生き方を選択したこと。賢い選択肢とは言えないけど、人生迷子としての筋を通したこと。

総括と今後への抱負

1年半という期間は、本当にあっという間に過ぎると思う。終わったときに、この選択が自分の人生や家族の人生にとって良いものだったと思えるよう、優先順位、即ち時間の使い方を意識して活動していきたいと思う。家族をはじめ多くの人に多大なる迷惑をかけて生きることになるが、どうにか30代をサバイブして、後輩たちに「やってみなよ」って言える自分でいられたらと思う。

空飛ぶ寿司職人@ナイロビ。そしてお魚のハンドキャリーについて。

マドリードから魚を持参してナイロビまで飛び、在住の日本人起業家・永井健太郎さんのオフィスにてお寿司を握ってきました。
東アフリカで活動している日本人起業家を中心に10人ほどが集まる場で、良い出会いと刺激的な話を伺えて非常にハッピーでした。またマドリードから買ってきたマグロのクオリティは「アフリカでは普段食べられないクオリティ」と皆さんに言っていただき、喜んでもらえよかったです。

魚の空輸に向けてやったこと&輸送方法

マドリードからナイロビまで魚を運びたい、ハンドキャリーしたい、と思ったものの、どうやったらいいのか情報がうまく見つからず苦労しました。
魚自体は検疫に引っかからないので運び放題なのですが(世界の海は繋がってるから禁止しても意味がない、という理屈だそう)、どうやったら「新鮮な状態で」「密封して」「形を崩さずに」輸送できるのかがイメージできなかったため試行錯誤しました。

魚&魚を詰める箱の入手

マドリード市内の日本食屋も魚を仕入れにくるという、Chamartin Market2階の魚屋さん。
ここでマグロ・サーモン・エビを入手する。ちなみに僕はスペイン語全然できないので、なかなか辛い。
手前に見えるのがマグロの赤身&中トロ部分。ちなみにマグロは、スペイン語ではAtún(アドゥン)と言う。1kgあたり45ユーロ。とはいえ現地の人は赤身と中トロを区別しているわけではなく、ごっちゃになった状態でスライスして販売される。それとは別に大トロも購入。そっちはたしか60ユーロちょっとのキロ単価だった気がする。エビも意外と高い。日本みたいに「車海老」とか「ブラックタイガー」とか書いてないのでどのエビを買ったらいいのかわからない。とりあえず、値段がそこそこで、大きすぎないから数が買えるやつを購入。

お店のおいちゃんに、箱(caja)をもらえないか聞いてみたところ、ちょうどいいサイズの発泡スチロールの箱をくれた。嬉しい。

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Chamartin Marketの魚屋さん

 

パッキング

家に戻り、魚を詰める方法を考える。ポイントは「冷たい状態で」「なるべく形を崩さないように」「冷たい状態で」輸送すること。
アイスキューブの袋を詰める方法も考えたんだけど、それだと氷が大きすぎて魚が入らない。一方で、魚だけで入れておくと冷たさ・鮮度キープが不安。そこで考えたのが、複数のサイズの水ペットボトルを凍らせて、魚の間に詰める方法。

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魚をラップで三重巻きにしてして

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箱に詰める。なるべく隙間ができないよう、隙間に凍らせたペットボトルを入れる。合計3本。


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箱に蓋をしたら、ラップで縦横両方からグルグル巻きにする。

 

輸送

そしてこれを、モンベルの60Lペットボトルに詰める。中で動かないよう、隙間に色々詰める。今回は使った箱のサイズが絶妙なのがよかった。水が入ってる以上機内持ち込みはできないので預け入れである。

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入れてしまえば、あとは運ぶだけ。

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めっちゃ寄ってるけど魚は無事。氷も完全には溶け切っておらず、ちゃんとひんやり。

魚の輸送振り返り&改善ポイント

初めての魚の空輸、どうにか成功裏に終わらせることができ安心しました。
一方で、周りの人と話すと、そもそも魚を飛行機で運べることを知らなかったりするし、僕もいざやろうと思ったら一般的な方法をネット検索で探せず苦労しました。そこで、このブログの本来の趣旨とはわりと異なる気もしますが、まとめておこうと思うに至った次第です。

ちなみに、知人の数少ない数少ない経験者に聞いたところ、「ソフトタイプのクーラーボックスと保冷剤があるととても捗る」とのことだったので、今度母が日本から来るときにサーモスのクーラーバッグロゴスの保冷剤を持ってきてもらうことにしました。空飛ぶ寿司職人として、引き続き頑張りたいと思います。

その他、当日の写真など

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やっぱ白衣あるとそれっぽいよねと、持参してきた。

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大トロ。脂のノリ方が半端なかった。

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当日の様子。楽しい会でした。

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トロたく。技術はまだまだだけど、味はトロたくな感じでした。

 



 

マドリードのおうちを決めました。賃貸探しに関するアレコレ。

こちらに来て2週間ちょいで、とりあえず現状ベストと思える住まいが見つかったので備忘録と今後の方々への参考も兼ねて。
この1月、IEには日本人が8人入学しますが、シェアのアパートに住むのは僕1人のようです。笑

## マドリードへ来る前にしたこと
なし。
11/25にマドリードに着き、少し生活が落ち着いてきたあたりから部屋探しのことを考え始めました。日本では一切の準備をしてこなかったあたりが僕らしい。笑
あえて言えば、スペイン語クラスが行われるIEのビルから徒歩25分の場所にAirbnbのアパートを借りることに決めたことくらい。「自分がこの25分をどう思うか」をテストしてみる必要があるなと思い。

## マドリードへ来てからしたこと
こちらに到着して数日は家族の生活をセットアップするので精一杯なので、数日が経過してから、いくつかのルートで部屋探しを始めました。

### 考えないといけなかったこと
賃貸物件を探したことのある人は皆知っていると思いますが、完璧な物件はないか、あってもめちゃ高いので、予算の制約の中で最善策を探る作業になります。

- 学校からどのくらいの距離に住むか?
- 1人で住むか?誰かとフラットをシェアするか?
- 予算はどうするか?部屋だけでなく、水道・光熱費・インターネット費等も考えないといけない。
- 家族が泊まりに来ることがあるかもしれない。そのときどうするか?

### 実際どういう条件で探したか
- 学校のMBAがメインで使うビルまで徒歩5分以内
- シェアでかまわない(むしろ共用部分を掃除してくれるし、トラブル時等その方が助かる)
- シェア・一人暮らしに関わらず、込み込み750ユーロ(100,000円くらい)をMaxとする
- 夏休みに入る7月末までの契約でOKしてくれるところ(夏以降1人暮らしの選択肢を残す)
- 自室はそれほど広くなくていいが、スタディデスクはでかくて広いやつが欲しい

### 実際に使ったサイトなど
- [Language Passion] (https://www.facebook.com/LangPassion/)
エージェント。Dilinさんという女性担当者のレスポンスが非常によく、こちらの条件に近い案件をバシバシ提案してくれる。一般的にマドリードの不動産エージェントは家賃の1ヶ月分の手数料を取るが、ここはIE生限定で0.5ヶ月分の手数料でやってくれる。
- [IDEALISTA](idealista.com/en/)
物件情報の登録サイト。地図上で範囲を指定して絞り込んだ上で、さらに家賃などで絞り込みができる。大家さんが直接投稿している物件だと、仲介手数料がかからない。ただし不動産エージェントが広告を出している場合は、結局手数料がかかるので注意。
僕はこのサイトで見つけた物件から大家さんと直接契約した。
- [SPOTAHOME](https://www.spotahome.com/)
- 一つ一つの物件にSPOTAHOMEのスタッフが訪問して写真とビデオを撮っており、そういう意味での信頼性は高い。またいわゆる不動産エージェントを使う場合と比べれば手数料も安い。(数分の一程度)
- [Uniplaces](uniplaces.com/)
- 学生の部屋探し専門に作られたサイト。作ったのがIEの卒業生だとか?学校情報を入れて部屋を検索できる。そこそこいい部屋も出てくる気がするが、僕が申し込んだ一件はノーレスポンスだったので何とも言えない。
- [Madrid Roommate and Flat Search](https://www.facebook.com/groups/1533494496898861/)
Facebookグループにも投稿して部屋を募集してみたりした。あと今住んでる学生が「自分が出ていく部屋にこれから住みたい人ー?」みたいな感じで投稿してくれたりもするので、見ておいて損はない。
- [IE Rentals & Home Affairs (Unofficial)](https://www.facebook.com/groups/IE.Housing/)
こちらも上と同じく、IE関連のFacebookグループ。

### 内見しながら考えたこと
- 一人暮らし用のワンルーム(当地ではStudioと呼ぶ)は、600ユーロくらいの予算だと相当狭くなるしエアコンも望みづらい。
- 大家さん家族が普通に住んでるアパートの一室を借りるようなタイプは、気を使いそうでちょっと辛い。
- 2ベッドルームや3ベッドルームのアパートはルームメートと気が合うかでクオリティが変わるので、むしろもっと大きいところの方がいいかもしれない。
- エージェントフィーを払う場合、月々に均すと直接契約した場合よりも数十ユーロ高くなる計算になる。直接契約のところが見つかればベスト。
- 電話+インターネットは、自分で契約すると月50〜60ユーロかかる。再生エネルギー中心で原発がないスペインは、光熱費も高く月50ユーロ以上は見ておかないといけない。
- ジムに毎日行ってそこでシャワー使えば節約できるかな。

### 部屋探しをしていて面倒だったこと
12月から1月にかけては世界中からIEの学生がどわーっと押し寄せてくるので(その数300人)、かなり競争の激しい状況になります。昨今の不動産市場の好況もあって、大家さんがやたら強気。1月から入居したいと言ってるのに12月からじゃないと貸さない・今すぐ決めろと凄まれたり、625ユーロって聞いてた部屋が「エアコン取り付けるから700ユーロに値上げする」って通達してきたり。
とはいえ、10部屋くらい内見したらだいぶ感覚が掴めてきました。

### 最終的に決めた部屋
学校から徒歩4分の、学生が7人くらい住んでるアパート。
入った瞬間に、照明が落としてあって過ごしやすそうだなーと思ったし、住人もIEの学生が多く、かつ穏やかそう。広めのリビングがあって、ゲスト歓迎だからグループワークなんかをそこでやってもいいとのこと。全体的に清潔感があり、自室のスタディデスクがかなり広いのも好感触。
内見で案内が終わった瞬間に「今すぐ契約する」つってサインしてきました。
家賃は光熱費・インターネット込で600ユーロ。比較的安価に収まったので、でかい外付けディスプレイ購入に予算を回そうと思います。

 

ブログを読まれた方で、質問・相談などある場合はEメール(keidgi@gmail.com)かツイッターまでご連絡ください。

家族とのマドリード2週間を終えて

11/25〜12/8までの2週間、妻と子供2人を連れてマドリードで生活しました。 12/8の飛行機で18時間かけて日本に戻り、27時間だけ日本に滞在し、22時間かけて再びマドリードに戻ってきました。

11/28から3週間少々、MBAのプレ・プレグラムとして追加費用なしのスペイン語コースが提供されるため、その前半2週間に、家族との生活を組み入れてみた形でした。

家族を連れていった理由

基本的には僕1人での留学すると決めていたものの、妻や3歳の息子、1歳の娘と離れて暮らすのは想像するだけでも非常に辛く、家族との絆を保ち勤めてにはどうやったらいいかをずっと考えていました。そこで考えたことの1つが、今回の2週間トライアルです。お金はたしかに余分にかかるのですが、それをする価値があると思い踏み切りました。

行く前に考えた、家族で滞在することのメリットは以下のような感じでした。概ね、達成できたと思います。

  1. 家族4人でのスペイン生活がどんな感じなのか試してみることができる
  2. 少しでも長く家族と時間を過ごせる
  3. 妻と子供達に、パパがどういう場所で生活しているのか知っておいてもらえる

滞在中の生活について

スペイン語コースは基本的に週5日、朝9時〜12時だったので、その時間だけ僕が学校へ行き、午後からは家族で外出するという生活リズムでした。宿はAirbnbで一泊7,000円くらいの、学校まで歩いて25分くらいの1LDKを確保。 土日は基本的に休みだし、期間中に祝日もあったので、家族で動物園へ行ったり、アウトレットへ買い物に行ったり、トレドまでの一泊旅行をしたりしました。家族と一緒にあれだけまとまった時間を過ごしたのは多分初めてで、疲れるものの非常に幸せな時間でした。

2週間を振り返ってみてどうだったか

結論としては「非常に良かった」です。 特に3歳の息子は「スペイン」という場所を明確に覚えてくれたので、そこでパパが生活していることを覚えていてくれると思います。

同時にわかったのは「子供2人を海外で、夫婦で面倒しながらフルタイムでMBAの学生をするのはむちゃくちゃ大変」ということでした。子供達はどちらも大人の思うようには動いてくれないし、食事をさせたりトイレに行かせたりオムツを換えたりといった作業が常に発生するし。ここにさらに、保育園への送り迎えや体調不良のときの病院などが加わると思うと、これ勉強どころじゃないなと。さらに新規事業の準備あれこれとかとてもできないなと。「1人で留学するのが、今後のキャリアへの投資という意味ではベスト」と考えるに至りました。

ここから始まるマドリード生活。頑張ります。年末はケニアへ行きます。

IEの合格者インタビューに取り上げてもらっています

IEの合格者対談に、僕トミオも参加させてもらっています。(ブログを読んでくださっている方ならすぐわかると思いますが、Bさんです)

 

僕自身は言いたいように言ってる上にまるで「キャリアアップ」が頭にない上に完全に海外志向なので参考になるか怪しいですが、残り2名は「日系大企業の社費生」と「海外大卒のコンサル」で、日本でキャリアを積んでく予定の人たちのはずなので、合わせて読んでもらうと参考になるかもです。

iembajapan.jimdo.com

 

iembajapan.jimdo.com

 

受験勉強は短期詰め込みで一気にやっちゃったから、それほど書くことないんだよなあ、というのが話してて思ったことでした。

それより何より、大切なのはここから。頑張っていきたいと思います。

寿司学校を卒業し、発表会を終えました

無事、1ヶ月間の「板前寿司学校 寿司基礎技術完全習得コース」を修了しました。 今回のエントリーでは、ざっくりとした振り返りと卒業翌日に行った発表会(兼僕の送別会)の話を。

 

お世話になった佐藤先生とのツーショット。発表会の献立作りから仕入れ・仕込み、当日のオペレーションについてまですべて手を焼いてくださいました。

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「人生で一度も魚を捌いたことがない」というところから始まった寿司トレーニングですが、流石にトータル20日、140時間も魚や寿司と格闘しているとどうにかなるものですね。基本となるアジやタイはもとより、アナゴや新子といったちょっとコツのいる魚も無事捌けるようになりました。下の写真は僕が作ったアジの姿造りです。

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11/17(金)に寿司学校を卒業した後、その足で11/18(土)に発表会をしてきました。秋葉原の、最大30人くらい入るレンタルキッチンを借りての僕の送別会です。

まずは、早朝から築地へ。僕より圧倒的に料理が上手な友人2人に「寿司以外全部」担当として仕入れから付き合ってもらう。

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場内の、板前寿司グループが契約している仲買さんから魚を仕入れる。これはタイを活き〆にしてもらっているところ。エビやイカなど、仕込みの必要なものは前日に受け取って仕込みを完了してるので、当日はウニやマグロなどを中心に仕入れ

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築地市場場外にて、お茶、海苔、刻みたくわん、玉子、松茸、その他諸々を買い込み。

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寿司パーティー開始。昼の部が15人、夜の部が20人くらいの参加者。

ボトルネックになったのは(予想してた通りだけど)板前の握りの遅さ。段取り以上に時間がかかるも、参加者の心の広さと優秀なスタッフのホスピタリティ&素敵な料理によってなんとか乗り切りました。

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学んだことは、イレギュラーは常に発生するということ。諸々環境が整った日本のレンタルキッチンであれなんだから、今後海外で握るとなったらなおさら。場数を踏んで、柔軟に対応できるようになっていきたいと思います。

NEXT STEP

11/25に、マドリードへ飛びます。12/19までスペイン語コースがあるのでそれに参加した後、12月後半はアフリカで過ごす予定。ケニアの日本人コミュニティに新鮮な魚を届けて寿司を握ってきます!!!アフリカ進出の最初の武器は寿司。頑張る。